私が参考にしている本
関節リウマチについて
リラックス・アレクサンダーテクニークについて
リウマチ関係
リウマチの知識と治療法 (山前邦臣) 日東書院
徹底図解リウマチ (西岡久寿樹) 法研
どちらも、医者として個人の思いいれも入ってると思いますが、わかりやすいと思います。
ネットもいいけれど、腰を落ち着けて病気を理解したいときは、私はやっぱり本が勝ちだと思います。
1冊は持っていた方がいいのではないでしょうか。
たまたまパリの書店には、上記の一冊しかありませんでしたが、はじめてであった本がこれでラッキーでした。
(改訂版を日本で購入しました。)日本では、かえって種類が多すぎて、「関節リウマチ」の本ではなく、わけのわからない療法の本や、単に「リウマチ」に関しての本、つまり、関節痛についてしか触れていない本を買ってしまう可能性があるかもしれません。
2冊とも「病人の権利」「リハビリ」についても触れており、要領よくまとまっています。
難しい事も書いてありますが、気が向いたときにじっくり読めばいい。
薬についてなど、もくじを選んで、必要なことから目を通しても良いでしょう。
前向きな本だと思います。
リラックス関係
自立健康法(飯田宏)青春出版社
えーうっそー、というようなことも書いてありますが、自律健康法のやり方はきちんと説明してありますので
参考までに。だまされたと思ってやってみてもソンはないと思います。
あとは、読み物として楽しめばいいのではないかと・・・必要なことだけ取り出せば良いのですから。
リラックスの科学 (F.J.マクギーガン著)講談社ブルールックス88年出版
上記の健康法のルーツをたどるような本ですが、目が回りそうです。それに、みつかるのかな?
アレクサンダー・テクニーク関係
アレクサンダー・テクニークにできること(D.キャプラン)誠信書房
副題“痛みに負けない「体の使い方」を学ぶ”
関節痛については触れています、リウマチという名では、何も書かれていないと思います。
変に期待しても誤解してもいけませんから、書かれていないほうがいいと思いますが。
このテクニーク(どうしてテクニックじゃないんだろう、気持ち悪いなあ!)についての本は、楽器屋さんへ行った方が見つかりやすいという特徴があります。(たぶん)舞台俳優が気付いて考えたのがもとだったからか、ダンスや、演奏者に教えられるケースが多いからですし、日本人の先生も、それがきっかけで学んだ人が多いようですので、自然な流れなのでしょう。勢い、本も何となく演奏者中心の本が多いような気がします。全部は買わなかったのでわかりませんが、割と種類はあるようです。
その中で、この本は、演奏やダンスという特別な状況ではなく、普段にからだを上手に使うことに集中しています。
年代を感じさせる写真がたくさん入っているのも、わかりやすいと思います。
知っておきたい「からだ」のこと(バーバラ・コナブル)
副題「アレクサンダー・テクニークとボディ・マッピング」
おかしな絵と文章がいっぱいつまっています。「ボディ・マッピング」が大事。体の地図。これだけ読んでもわかりにくいかもしれませんが、他に上記のように説明が多いものとあわせて「地図」を見ると、もっとわかりやすくなるのではないでしょうか。
同シリーズに「呼吸」のこと、もあります。歌っている方には、もちろんおすすめです。日ごろ聞かされていることとは、ちがったアプローチもあるでしょう。純粋に、「呼吸」に注目するのも、リラックス、体の良い使い方につながりますので、おもしろいとおもいます。
番外編
筒井康隆 「関節話法」
関節をポキポキ鳴らして会話する、怖ろしい人種のハナシ・・・元気なときにどうぞ・・・