治療と薬について

 治療と副作用 

妊娠と薬

副作用 2

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医者余談

参考にできる本

 

治療と副作用

 

薬はいろいろある。治らないので(くどい)、

 

1.症状「炎症」を抑えて、(炎症止め、同時に痛み止めに通じる。ステロイド、非ステロイド剤)

2.炎症のもとに働きかける(抗リウマチ剤)

 

という2本立てで病気の進行を遅らせる、ブレーキをかける(=寛解)。というのが目的である。ひとぞれぞれの症状、人それぞれの副作用なので、オーダーメイドの薬が必要である。実際には、関節リウマチを自ら体験していない為、危機感がうすいのか、医者がのんきなのか、うまく行かないケースもある。努力している医師の方々、感謝してます。医者が病気だったら大変。でも、いらっしゃるんですね、そういうお医者さんも。身を持って、関節リウマチになったという方。ぜひ、職業を続け、関節リウマチ患者の味方であり続けて欲しい。

 

ややこしいのは、薬の副作用によって、2次的な問題が出ることである。薬によっては、免疫力そのものをおとすことでリウマチの症状を緩めるものがある。当然、感染症にかかる可能性が増える。特に、肺に関する疾患には要注意。

 

 

副作用について〜怖がらないで下さい〜

もちろん個人的な意見だが、しかし、副作用を怖がっていたら治療は始まらない。

私は、この先どうなるかわからない病気のほうが怖い。薬の副作用というものは、ある程度歴史があり、処置をとることができる。はずだ。

 

健康体に強い薬をとりこんで、副作用が出るのは、全くいやなことだ。癌が一部の器官を侵し、別な所は無事なように、関節リウマチとはいえ、「健康な」部品も残っているはずだ。(ちょっとたとえが悪いかな)癌治療は、全身を疲れさせるものがあるという。だが、他に方法がない。

 

薬という名のこの「化学物質」は、外部から体に入る時点で、単なる異物であり、それに体が拒否反応をしめしたとしても、それは当たり前のことなのである。それでも、薬(という名の異物)は、(目的が合えば)体内にすでにある異常を押さえ込んだり、痛いと感じるのを絶ったりする力もあるものだから、こうして人類に貢献しているのである。

つまり、副作用が出ても、病気への働きかけがある。病気に対する効果を期待できる。また、どんな副作用がでるかという可能性は、ある程度わかっているはずだ。(でなければ使用許可に至らない)

「リウマチなの?下手に薬飲まないほうがいいよ」と周りの誰かに言われたら、「おだまり」とまず言い放ち、その人に病気をかわってもらうことを申し出よう。問題なのは、その人ではなく「私の」なのだ。なお、「おだまり」意外にも、頭がたかい、ひかえおろう、シャッラップ、など、選択の幅は広い。

 

薬の飲み合せにも、注意するべき。リウマチ医に何もいわずに他の薬をのんだり、他の医者に、日ごろ飲んでいるリウマチの薬の話をしないで、薬をもらったりしていませんか?実は、薬Aが原因で胃の故障が出た、と思っているのが、ABを「同時に」服用した為に胃が悪くなった、と言うこともあるのだ。

薬剤師ではないのだから、薬のことは我々患者には、あまりよくわからない。下手したら、医者だって知らないこともある、と考えておいた方がいい。医者は専門の薬はよく知っているが、専門外の部位の薬は、割と知らない。と思う。薬の数は限りない。患者にとってはつらいところだが、常に、自分の飲んでいる薬を医者に見せびらかせるよう、メモを持ち歩くことをお勧めする。自分で身を守るしかない。で、どの食い合わせがよくないか、というと、えーと、あの・・・アスピリンと、非ステロイド系の痛み止めは、医に悪いらしい。いや、胃に。

 

抗リウマチ剤は、効果が出るまでに3ヶ月かかるものと思っていいものが多い。ある程度の量が体にたまらないと効いてこないからだ。すぐに効き目が感じられないのはつらい。が、じっと3ヶ月我慢の子である方がいい。何せ、一生ものの病気への薬であるから、3ヶ月など短いものである。と言ってみたい。3ヶ月たち、効果がないとなれば、それまた大変つらい。しかし、それは医者が悪いのではなく、薬と患者の相性が悪かったと言うことである。つらいが、薬をかえて出直しだ。

抗リウマチ剤Aが効果がない、あるいは副作用が出ることがわかり、Bに替えてみよう・・・というのは、もちろんなかなか決め難いことである。しかし、悩んでいるうちは、薬Bによる効果も、「出るかもしれない副作用」というのが何なのかも、わからない。出るか出ないかもわからない。出るとしたら、もちろん使ってから、の話である。同時に「出るかもしれない効き目」というのもわからない。わからないの連発で、もう何を言っているのかわからない。

 

新薬を試してはどうか、と医者に勧められた場合、副作用を怖がって悩んでいる間に病状が進むかもしれないので、私は思い切って、前向きに試されることをお勧めしたい。そういう私は、副作用に悩んだことのないやつであるから、嫌なやつと言われても仕方ない。が、セーヌ川のもと、月日は流れる。炎症は進む。悩んでいる間は、何も動かないのだ。いや、自分に言い聞かせているのである。 ミラボー橋の元、セーヌは流れる・・・ですな。

 

異常があったらすぐ医者へ

特に、咳関係は要注意。日本でアラバ(抗リウマチ剤)を使用していた患者に、悲しい死亡事故が続いてしまったが、速攻のリアクションがあったら、最悪の事態は防げたのではないか?という気がする。と思いたい。日本人には、他の国より(欧米であろう)肺の病気が多いというデータがあるそうだ。しけってるから?かどうかはしらないが、もともと、そういう土台がある民族だ、と理解してみよう。(また、患者が、これくらいで騒がなくても、と思って、医師への連絡が遅れていたのかもしれない。我慢の民族だから。)抗リウマチ剤、特に最近の薬を用いる前には、肺の検査(レントゲン、ツベルクリン反応検査)を忘れてはいけない。問題があれば、まず結核のタネをおちつかせ、それから抗リウマチ剤を飲めばいいのである。そういう薬はある。“怖がって”、抗リウマチ剤を避ける必要はない。

 

さて、外から帰ったら、手洗い、うがいをしましょう。これは、けっこう予防になるのではないか、とあいあいは思っている。私は、ときどき風邪はひいているが、咳だけで、熱は出ないことが多い。咳関係に注意、って書いたばかりだな。赤ん坊の病気への対処と同じで、熱が出たら病院へ、と思っているのだ。熱が出るというのは、体が何かに反応して、菌なり何なり追い出そうとしているということだ。つまり、平熱より、熱がある方が、一大事が起きているということなのだ。だから、そうなったら病院へ行こうと毎回思っているうち、熱もなんもなく、何故かおさまってしまう。咳も、ステロイドのせいか、なんだかコントロールできているようで・・・・????炎症も軽いはず・・・???

 

だから、しつこい症状は我慢しないですぐ医者へ行きましょう!!

 

 

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そんなことを書いていたら、治療して以来の大病をしてしまった。喉頭炎に、気管支炎だ。子供が気管支炎をしたためとしか、思えない。すごい咳をして、10日間、家にいた。本当に咳がひどいのに、その間、私はなんともなくて、なんだかへんだなあ、と喜んでいたら、それはあとからやってきた・・・

たまたま手術があり(手術2)、メトトレクサートをはじめとする抗リウマチ剤を中止していた。万が一風邪がうつったら困るので、再開する日を、自分では延ばしたつもりだった。子どもの症状もおさまって、私も元気だったので、いざ、と薬を再開して数日。ゴホン。あれっヤバイ。月曜にすぐ医者へ行ったら「喉は赤くないですよ」とのことで、痰を出やすくするシロップと喉スプレーだけ。「でも、私たくさん薬飲んでるので、やばくないですか?」と、一応きいたんだけれども・・・

つまり、普段に炎症止めであるステロイドなどを使っているため、健康な人だったら出るべき症状(熱など)が、すでに抑えられているのではないか、という疑い。つまりつまり、表面的には「今」目に見える喉の炎症が出ていなくても、これから、隠れているひどい病気が出てくるのではないか、という疑い。生半可に「半治療状態」で、病気の正体がつかめないのではないか、という、疑い。

 

それに、熱がない。いや、それじゃ死んでるから、あるんだけど、せいぜい微熱。37度なら、日本では熱と認めてもらえるが、37が平熱のフランスで、医者にはいつも鼻の先であしらわれる。っていうんだっけ?鼻の先で笑われるんだっけ?(平熱が36度切ってることも多い私には、37度は、もうつらいのだが・・・)これだって、リウマチのための薬で熱が上がっていない、と、誰が言えよう。

 

結論から言って、私が正しかったようで・・・水曜には咳が本格化し、話すのが困難に。動くのもおっくう。木曜、電話帳をめくり、となりのとなりのとなりに医者がいるので電話すると、当日すぐ行けることになった。すごいチャンス、親切丁寧、長時間(40分ぐらいはいた)、隣の部屋ではアジア人の奥さんが鍼診療中であった。抗リウマチ剤の重大さも、わかっているようであった。抗生物質を出される。痰の検査、肺のレントゲンの指令、(詳しくはフランスの医療へ)、呼吸器科の医者の紹介。同じ料金で、なんちゅうちがいや。ここに、「おばあちゃんの治療」たる安い薬も入っていた。ハーブ吸入というのかな。カプセルに入っている薬をお湯に溶かし、湯煙を吸い込み、ほっとさせるのである。奥さんが東洋治療の方だから、薬にも、彼の個性的な趣味があるのかもしれない、と期待している。今度は子供もここにつれてこよう。あまり用がない方がいいけれどもね。

 

リウマチ医はみつけたが、近所の一般医はみつけていなかった私。前に行ってた医者(たち)は、もうお払い箱でッせ。

 

抗生物質を飲んだら、リウマチの薬には強い私も、気分が悪くなった。翌日には、効いてきたなあ、という気分。でも、眠気に似ただるさが、けっこうすごい。薬も体に負担をかける。抗癌剤を連想。土曜の今日は、少し話せるようになってきた。

 

抗リウマチ剤は、中止したままである。夜中、手足がちりちりする感触は、久しぶりだ。朝の固まりも、ちょっぴり出てきた気がする。固まって動けないというよりも、どっこらしょ、の具合が大きい、という所か。もちろん中止したのは初めてなのだが、メトトレクサートをストップして2週間もしていない。私って、やっぱし重症なん?抗生物質は、まだ1週間分ある。その間は再開できないだろう。妊娠したい人はリウマチ薬を中断するんだけれど、つらいのかしら、やっぱり。がんばれ!

 

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