メッセージ

 女性へ、男性へ 

すきなことしようよ 

だれのせいでもない   

これから

 

治らないということ

 

おたよりください

 

 

あいあいから、女性たちへ、男性たちへ、とても個人的なメッセージ

 

(でも、女性優先なの。男性の方あしからず、でも、男性にも読んで欲しいの)

 

結婚への考え

 

次にくるもの 避妊および避妊ピル 生理と自分の体

 

 

独身女性、男性、また子供を持たない夫婦が増えています。自分のやりたいことを貫くには、以前と比べてやりやすく、いい兆候だと思います。その一方で、やはり以前のように、若いうちに結婚し、子供を持たれる方が減ったとは思えません。出会いの場も少ない為、見合いや、有料で出会いを作ってもらっての結婚も、増えることこそあれ、減りはしないでしょう。伝統的な面は、変わっていないといえるでしょう。社会はさほど新しくなっているようには見えません。

また、本人は平気でも、結婚したくなくても、ご両親がうるっさい家庭は、いつもあるのです。世間体というのもあるのです。

 

出会いも難しいものです。

 

さてここで私が呼びかけたいのは、結婚の意思があるが、「病気のせいで」迷っている人たちです。

 

関節リウマチと共に生きる女性には、病気なしに生きる女性と同じように、結婚の悩みがあるでしょう。結婚生活に、病気が邪魔になりはしないか、という心配もあるでしょう。あなたの病気にくじけるようなオトコは、やめておきましょう。また、君を助けてあげよう、というのが重荷に感じられるような相手もやめておいた方がいいかもしれません。犠牲精神で結婚されても困ると思います。駆け引きになるからです。愛があればそんなこと言わんでもいいんです。

私なんかと結婚しないで、他の人と結婚した方が彼のため、彼女の為・・・と思い、口に出していらっしゃる方。何故ですか?

相手から自分が離れていくことが、相手にとってどんなにつらいことか、想像したことがありますか?相手が一緒になりたいのは、あなたの病気ではなく、あなた自身なんです。そんなに簡単に、あなたの全てを受け入れてくれる人は、簡単に見つかりませんよ。

 

彼は大丈夫でも、その親が・・・というケースもあるかもしれません。彼は、きちんとあなたを守ってくれますか?それなら結構ですが、マザコンオトコは助けてくれない傾向がありますから、避けましょうね。聞いた話では、自分自身の親が反対・・・という方もあったそうです。何かが心配なのでしょうが、自分の子供が自分で選んだ人と、自らの翼で飛び立とうと思うのをどうして邪魔するのでしょうか。本人が息を引き取るまで、親として面倒をみてくれるのでしょうか。要するに、子供の人格を、子供が大人になっても認めることなく、自分の思い通りにしたい、ということなんでしょうね。おちつけあいあい。息子にリウマチの嫁が来て、苦労させたくないお母さん、じゃあご自分が嫁になりますかな。子どもに幸せになって欲しいのはもちろんですが、苦労のない人生なんてあるんでしょうか?あるんでしょーね

 

結婚は、他人と一生同じ屋根の下で共同生活をしていく覚悟です。愛がいります。相手のことに興味を持っていれば、発見があります。いつまでも発見があれば新鮮ですが、それが一生続くかどうかは、本人次第です。互いに、そんな覚悟があるでしょうか。また、そのための努力は続けていかねばなりません。互いに思いやる努力と余裕がないのなら、結婚はやめといた方がいいです。これはあいあいの勝手な見方です、もちろん

 

結婚は、社会的には紙一枚の契約ですが、

その契約がなくても、一緒にいられればいい、と思える相手ですか?

気張ってどうする

 

昔、聖書が日本に入ってきた頃、loveは「ご大切」と訳されたそうです。(英語の聖書ではなかったと思いますが)「愛」ということばそのものがなかったんですね。でも、私は「ご大切」の方が、余程あっていると思います。相手のことを大切に思う気持ちがたいせつだとおもうのです。

 

ま、そんで、もし失敗した、と思ったら、離婚して、次のページをひらくことです。

で、そーゆーのめんどくさ、と思ったら、楽しく独身生活を送ることです。

独身がふと不安になる人も、充実した日々を目指していられますか?あいあいが言うのは勝手なことです。(よ−言われたよーな気もする)自分の充実が一番です。一人でいるのが不安になっているときより、ひとりでいるのが楽しい暮らしをしていたら、いい出会いがあるんじゃないかなあ・・・・って、こういう他人が一番腹立ちますよね。

 

ちなみに、フランスでの離婚率:5年たったカップルの半分が離婚。らしい。

 

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けっこんの次

 

結婚したら気になるのが子供でしょうね。ディンクスも増えてきて、それもよろしいことです。ふたりの人間がやりたいことがあるなら、それはそれでいいと思うのです。無理したり、下手に子供作って、ちゃんと面倒見ないよりは、健康的です。

 

前の続きとなりますが、よく相手のことをしらないで結婚したのなら、子供はあまり早く作らないほうがいいです。彼が、とーちゃんとしてやっていけるかどうか、自分がかーちゃんとしてがんばれそうか、よく観察しといてソンはありません。母の資格、なんて言いません。そんなものないんですから。父の資格、もありません。子供と一緒に成長していくものです。・・・愛が冷めてきた人たちは、そのつなぎに子供を作るのを避けましょう。愛が冷めたのは自分たちの責任です。

 

正しい性生活をしましょう。

正しく避妊をしましょう

 

正しい性生活とは、愛のある性生活です。女性が安心して夜の生活をできることを望みます。愛があって、男性にゆったりもたれかかってもいい状態であれば、女性は安心できるのです。結婚、未婚に関わらず、男性の皆さん、そこんとこよろしく。(古すぎた)。女性からも、積極的に男性にそう伝えましょう。我々には、ムードが必要なんだってば。病気であろうがなかろうが。以下省略。

 

英語では、make loveですね。フランスは、セックスすることを、faire lamourといいます。amour(アムール)が、愛という意味、faireは、する、doですから、愛をする、do loveという訳となります。まんまです。この辺では(どのへんまでかわかりませんが、たぶんとりあえず西ヨーロッパ圏か)愛とセックスは、切り離せないものなんです。日本の伝統的コンセプトとは、ちょっと、かなり、なかなか、すごく、ずれますね。と思います。なんだか、日本では今も、あれは「結婚したらさっそく子供を作る為にする仕事」みたいに見えるのは私だけでしょうか?もちろんそうではない人もたくさんあるでしょうが、そんな伝統的な人も少なくないでしょう。もともと子造りの仕事だというのは事実ですし。

私はこちらでの考え方が好きです。愛の照明・・・証明みたいなところもあるでしょうか。二つは同じこととでも言いましょうか。もちろん、こちらにも日本と同じような問題はいくらでもあります。中学生が避妊道具持っている割に、学校での若者への性教育は意外となされていないし、マッチョな奴らもいるし。それに、オトコと女の問題は全世界共通でしょうね。

 

関節リウマチだと、体に支障があって、セックスが難しくなる場合もあります。

「ねえ、しようよ」「ごめーん、今日はちょっと頭痛が・・・」とか、「生理で・・・」とかいうのが、普通の女性からのお断りですが、我々の場合「ごめーん、リウマチがひどくってさー」となります。

笑えない?もちろん笑えない人、笑えない時もありますよ。

 

「先生、朝固いんですが・・・・」

「どれくらいの時間続くんですか?」(ベッドに寝ている患者は男性でございます)

 

笑えない?調子悪そうですね。作ったの、私じゃないですよ、フランスの一こま漫画です。フランスのリウマチの会の1ページ。無断掲載?わからんやろ。

 

話がそれました。

 

関節リウマチのパートナーと暮らしている方々は、思うようにできなくてイライラされるかもしれません。でも、体がしんどいとき、痛むとき、関節に不都合があるとき、体力消耗は厳禁なのです。マジな話、よろしく。男性の患者さん、どう申し上げたらいいのか、あいあいにはわからないですが・・・。

 

さて正しく避妊しましょう。男性にも言わねばなりません。男性も、薬によって、避妊が必要です。

我々は毎日薬を食べています。妊娠してはいけない、妊娠した場合、出産までの心配が募ることになったり、中絶せざるを得ない、ということにもなりかねません。ですから、男女双方、きちんと避妊しなければなりません。結婚されて間もない方、妊娠は絶対避けるべき抗リウマチ剤もあります。子供を作る予定がある場合、真っ先にリウマチ医に話しましょう。また、「妊娠する可能性のある女性には、この薬は使うべきではない」などと、ややこしい言い方されていますが、これは上に書いたように、逆に言ったほうがいいと思います。「特定の薬を取っている間は妊娠してはいけない」のです。

我々に「できちゃった」は禁物です。ちょっとさびしいですが。

パートナーの皆みな様、おもしろくないかもしれませんが、よろしくお願いします。

 

避妊ピルについてコメントしておきます。

フランスでは以前から許可されています。ピルを使っているとリウマチの病状が出にくい、という結果があるそうです。私は、以前に使用中、種類があわなくなったのか、生理時期に関係ない不正出血が始まったため、止めました。(他の種類にかえればよかったのですが、なんかとっても高かったので)もう使わないことにしたのは、ひとつは、薬を増やしたくなかったから。もうひとつは、副腎皮質ホルモン=ステロイドの影響を見張る為に、自分の持っている自然の力はそのままにしておこう、と思ったからです。どれほど関連があるのかは知りませんが、ステロイドで生理の期間が影響される、という話は聞きますし、副作用のひとつのようです。また、ステロイドをとると生理は狂うもの、と思い込んでおられる日本の医師もあるようです。(あのねえ先生)が、全員がなるわけではありません。

ピルの使用が、必ずしもリウマチに効き目があるわけではありません。効き目があるのなら、もっと勧められていることでしょう。

使用を考えられる方は、皆さんのご判断で、体と、専門医と十分相談なさってください。

私は幸いなぜか生理は順調です。期間が異常に開いたり狭まったりしたら、婦人科へ急ぐつもりです。健康のバロメーターというやつです。すでに病人なんですが、それ以外はできるだけ健康でありたいです。

閉経もまた、ホルモンの動きですから、その頃になったら、関節リウマチにも影響があるのかもしれません。その頃になったら、体験をご報告できるかもしれませんが・・・

 

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生理について

生理は女性の体の大切なバロメーターだと思います。関節リウマチの治療にステロイドを使っていると、生理が乱れる“こともある“そうです。という程度です。必ず乱れるわけではありません。また、量によっても違うそうです。ステロイドの影響はなんにせよ、それをやめればなくなるということです。(ただし、急激にやめると反動が出るので、必ず医者と相談してペースを決めて徐々に減らす)本来の理想的な生理は「順調」で、多すぎず少なすぎず、でしょう。痛みがひどくて、のちに禁酒¥・・・・筋腫がみつかったという友人は、私の周りに何故かたくさんいます。素敵な独身女性ばかりです。生理の期間をチェックするのも、薬の反応を見張る為、自分の本来の体の調子を見るために不可欠だと思うのです。できちゃったを防ぐ為にも、女性の関節リウマチ患者は、生理にも気をつけることが大切ではないでしょうか。

 

ついでに婦人科について。

30代になったら、乳がんに気をつける必要があるのではないか、と私は考えます。検査は一般には40歳から、です。また、子宮についての検査も年に一回した方が良いと思います。恥ずかしいと思われますか?私は、自分の体ですから検査は恥ずかしくないですし、大切にし、守りたいと思います。親につくってもらって、生んでもらって一生付き合い、墓場へ持っていく、唯一の財産です。(持っていけないか)

私の叔母は、乳癌でなくなりました。母方の姉妹の中で一番若い人でした。そして、そのすぐ上の叔母も乳がんで、乳房をひとつ取りました。

病気は少ない方がいい。できたら一つで結構です。できるだけ見張りましょう。自分の体です。

 

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ありきたりのおまけ

タバコ、アルコール。タバコは禁煙できるといいです。薬の効き目を弱めます。

アルコールはほどほどに。薬と時間が重ならない方がいいような気がしますが、どうでしょう。

私はもともと弱いので、飲みません。ビール2杯で吐くな

 

 

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