フランスのリウマチ大会サロン中継
Salon de la Polyarthrite Rhumatoide le 28 mai 2005
主催はAFP。(Assosiation Franciase des Polyarthritique)。
日本のリウマチ友の会に相当しそうなフランスの協会です。(なんかフランス記者クラブも同じ略称みたいだけど)
毎年春、4月後半になると、この会の名が世間に出てきます。「関節リウマチ全国キャンペーン」が、公に行われるからです。
ニュースにもとりあげられます。
Salon
des Polyarthritesリウマチサロンという名でした。(これが、毎年開催されるものとおなじ質のものだったのかどうかは、わかりません。)
開催は1日で。(以前に登録していたからでしょうか、AFPからの招待状が来ました。)
数年前から行ってみよう、と思っていましたが、いつもタイミングが悪く、今年はじめて行けました。
よく4月に開催されていますが、なぜか今年は5月開催。4月は日本にいたので、ラッキーでした。
内容:講演会・スタンド展示・アトリエ各種(予約制参加・人数制限あり)
講演会のテーマ:
10:00−11:15 どのように関節リウマチと生きる(生活する)か?
11:45−13:00 どの薬をだれにどう与えるか?
14:30−15:45 職業と関節リウマチ
16:30−17:45 研究の現在
アトリエ:「指圧」「ほっとする言葉探し」「ダンス」「ねんどで絵を描こう」
エルゴテラピー=「関節を節約することを覚える」
各アトリエが、1時間ごと数回など、同時進行。
アトリエは予告されたものと、多少変わっていました(さすがフランスです)
ちなみに、なかった予告テーマ「リラクゼーション、ソフロロジー、からだの手入れ、マッサージ、製品、運動して得すること、
みんなとわかち合うといい「ちょっとしたコツ」・・・・まあ、全体のテーマだと思えばいいんですけど。
全て同時進行。とりあえず、こんなきつーいスケジュールでは無理なので、講演会は無視しました。
そのいち・主催AFPのスタンド・果物とバラがいっぱいのスタンドも。(さらなる寄付をした人にはお花をお礼に上げてたようですが・・・)
・今までの出版物の販売
会員になったとき配られるパンフレットも有料で販売していたので、過去1年分買いました。
また女性向けにしぼったパンフ一山もありましたので、これも購入。まだ読んでませんがな。
そのほかに、すでに販売されている関節リウマチを説明した本、また病院で無料に手に入るパンフレットを有料で販売。あれ?
おまけは、ペングリップ。
そのほか
・健康やリラックスに関する出版社のスタンド:おもしろそうでしたが・・・うーん・・・リハビリ士ならわかりそうな、あまりに専門的なものもありました。
・他の難病の友の会のスタンド、若年性リウマチの会「kourir」もこちらに。フランス語で、走ることをcourirといいますので、それをもじっている名前です。
・パリ市の障害者のための交通を確保してくれる機関:こんなのがあったんだ!知らなかった。格安に、足を確保してくれるのです。
「旅行者でもいいんですかあ?」
「住んでいる人用です」
うーん・・・でもあるだけ、いいか。
・おしゃれなギブスを作ってくれる技術者。と靴屋さん
・家具屋・・・???リウマチさんへの台所を作り直すのに提案:でも午前中も、午後のはじめも、用意ができてなったね。
・プロのリハビリ師が使用する道具を扱う会社。簡易ギブス、あっためるもの、冷やすものなど。なぜか、日本製使い捨てかいろを発見。役にたってます。こういうところのカタログが大好きな私です。プロ用なので、高くて買えない。
会場写真は別にまとめました・・・こそこそとったので、よくぶれています。
製薬会社のスタンド約2つ。
ひとつ目は、薬の説明のパネル、薬の使いかた、のパンフレット・・・とプレゼント、ボールペン、にぎにぎするボールと、グリップハンド、っていうんですか?を並べていました。無料プレゼントです。
ボールはともかく、そんなもん握れるくらいの圧力があったら、この薬は不必要ですってば。しゃれにならん。
ボールペンは程よい太さです。
「ここ、なんなんですかあ」
「新しい薬のスタンドです」
「なんていう名前の薬ですかあ〜」(知ってるけど。使い方のパンフでわかる)
「言えません。言っちゃいけないんです」
ほお〜
「週に2回注射する薬なんですね〜」
へえ〜
ふーん、言っちゃいけないんだ、薬の名前、フランスでは。会社の名前は出ていました。粋だねえ、フランス。!?
・・・・もうひとつのスタンドは、とうとうパネルだけだったようです。
チラッと聞いた所で、聞くのをやめてしまった私。それは元会長さんの話でした。若年性リウマチだったらしいのですが
「私は治ると信じました」と聞いた途端、私は続きを聞く気をなくしてしまったのです。(第一期の他のページを読んで、どうして私がそういう気分になったのか、お察しいただければ幸いです。ごめんなさい。)
また、他の講演は、すでに病院で話を聞いたものもありました。同じ講師です。
なんといっても一日中の講演って・・・ちょっと・・・
会場には人が大勢・・・・ですが、アジア人の男性、女性は、一人ずつ見かけただけ。黒人の方はいましたが、なんだか、アジア人は、ここまで来ないのか、もとからいないのか・・・もしかして、日本人に会えたら・・・と、それも目的だったんですが。
アトリエに参加したこと・がっかりしたこと
「ほっとする言葉をさがすアトリエ」に参加してみました。
そんな言葉、なにがあったっけなあ〜みんな、どんなこと言うのかなあ、様子見に行こう、と思ったはずが・・・
アトリエ顚末記はこちら(あら平凡な題名)