日本へ2005

オフ会

からだの状態

飛行機で

戦う掲示板

 

はじめてのオフ会  2005年4月29日 日本にて

 

パソコン、ネット及びリウマチネットめぐりを始め、一年以上たって、バーチャルお友達もできてきた。オフ会したいな会いたいな・・・

日本へ行こうかなあ・・・久しぶりに・・・おいしいもん食べたいな・・・・ドーナツたらふく食べたいな・・・

2003年から続いた手術もひと段落ついたことだし・・・(今年は手術の予定ないし)

と思ったのが2005年の冬。どちらかというとあついあついあつい夏よりは、飛行機代も比較的安い春に行きたいと思ったので、飛行機の値段を出るのをまっていたがいつまでたっても出てくれない。

でも、いいや。春休みに行こう!!!と決めた。航空会社に直接問い合わせたら、あった、宣伝に出ていない料金が。

そしたら、オフ会、できるかな?数人のひとに会えるだけでもいいのだ。

と思って、おずおずとコンタクトを取るうちに、むずむず、演奏したくなっちゃった。う〜ん、でもな、それって、図々しいんじゃない?オフ会の会場さえ自分で取れなくて人に頼んでるくせに、迷惑かけるんじゃないの?コンサートするにしてもどこでやるの?うーん、私の知ってるとこは、不便だし・・・。

ええい、ともかくそんなことができるのか、お世話してくださる人に聞いてみよう!!キヨブタ!!

 

そして、出発が近づいても、メールは秒単位で全速力で全世界を飛び交ったのであった

物事は計画的に進めましょう。小学校のときから一生ものの目標である。

 

無事会場が決まり、日本に到着し、はじめて、日本のリウマチの方に電話した。

この声があの方・・・緊張・・・

某ホテルの、ピアノのあるレストランで、私たちはおち合った。

・・・緊張・・・

エレベーターホールで、それらしき人を見かけて、声をかけちゃった私。正解。

 

二つケーキを頼めるコーヒーセットがおいしかった。日本ならではの、さくらと、抹茶のはいったケーキ。

割り勘ワリカン♪

 

当日がやってきた。多くの方が集まってくださった。オフ会というより、レストランコンサートになっていたのだ。照れるなあ。地元の方ばかりではない、新幹線でいらしてくださった方も幾人か。また、リウマチではない、20年も前の共演者が来てくれて、それも嬉しかった。彼女も家族に関節リウマチの人がいたのだった。

司会はおまかせして、(だってオフ会って、初めてだもん)おいしく食べて、のんびりして、コンサート。

おおよそのプログラムは、まず弾き語りで、知られていないシャンソン、クラシック・・・はフォーレの「夢のあとに」・・・を勝手にアレンジ。

そして、連れ合いとのピアノでジャズを数曲。子供と一緒に、おまけに1曲。失礼しましたあ。

(プログラムを最後に掲載しました)

---

 

はじめて人前で弾き語りをしたのは、高校生のとき。2年生の文化祭で、であった。そのあとは、弾き語りというよりは、仕事上、しょっちゅう弾いて歌って伴奏、というのが3年間。

その後パリにきてからは、特にしていない。つまり、実に13年間、久しぶりの後悔演奏なのである。わっいかん、公開演奏である。関節リウマチで手が痛くなるということは、あまりコンをつめた練習もできない。つまり、あまりきちんと準備もできなかったのだが・・・

だから、人前で再びこんなことができるようになったこと自体が、ものすごく嬉しかった。2003年、2004年と、毎年ギブスをしていたんだから。復活復活!!!その前だって、手が痛いから弾くのを止めて痛んだもの・・・やめていたんだもの。

 

---

 

今思うと、不思議な一日。現実感(過去感!?)はあるのに!!!とっても素敵な出来事だった。

ほんとうに、企画実行してくれたあかりさん、にこさん、それから、ひょうたんからこまの、ひょうたんだったつうさん、ありがとうございます。

だって、もともとは、つうさんの大阪でのオフ会に便乗しようかなあ、という所から始まったのです。えっだれもそんなこと知らなかった?

 

私ひとりで希望していても、きっと無理なことだった。

助けてくれる人がいる、来てくださる方がいる、というのが、もう、とっても嬉しかったのだ。

しかも、会ったことのない人たち!!

 

---

 

実は、はた、と気付いたら、食べるのに一生懸命で、あまりお話できなかった人が大勢!

コースの合間をぬって、うろうろすべきでした!が、何せ慣れていない、オフ会にも、日本のレストランにも・・・(まさか、午後4時から

夜の食事の準備だなんて)それに、誰かと話し出すと、とまらないのだあ!

ですから今回お話できなかった方々、また次にお会いしましょー!あるいは、パリへおいでになって!

お泊めできるようなお城がないのが残念ですけれど。

 

---

 

ところで私は、今回、学んだことがある。たとえば、オフ会の会場探しについて。私が「そこに決定しましょう」と言ったのは、まず、そこが市のメインの駅のすぐ近くだったかからに他ならない。何せ、思いもかけぬ遠方から来てくださる方もあったのだ。

「駅のそば!わかりやすくていいですね!」飲み屋みたいかな?

その場所を提案してくださったにこさんは、リウマチネットの第一人者で、リウマチ生活も、オフ会もベテランである。彼女がここを提案したのは

 

「料理は、細かく切って出してくれる」

「階段は少しあるが、車椅子の方がいらした場合、手伝ってくれる」

そして「軽いナイフ、フォークを用意してくれる」

からであった。

私がひとりでおたおたしていたら、とてもこんなところまで気をまわすことはできなかった。

 

もうひとつ学んだのは、来てくださった方々の中に、なんというか「おしゃれな時間」(と、にこさんが名づけてくださった)、日常から抜け出した時間が過ごせてよかった・・・・という声があったことだった。オフ会としては、きっと費用は高め。にもかかわらず、足を運んでくださった。

普段は外へ出るのもおっくうで、日常最低限の行動にしぼっている、という方も、多いのかもしれない。

そう、オフ会は、とっても素敵な外出理由なのだ!!

私はそこまで思うことはできなかった。学ぶことがいくらでもある。目が覚めたきもちであった。

 

つうさんが、ネット上でまとめて下さったオフ会の様子を、恥ずかしながら、リンクさせていただきます。

<m(__)m>

こちらからどうぞ

---

プログラム

 

Un jeune hommes chantait  (ピアフが歌ったそうです。シャンソン)

Dans le meme temps (ルグラン)

Maryrin  (ヌガロ)

 

Apres un reve (一応クラシック・フォーレ)

 

Dansez sur moi

How deep is the ocean

Peel me a grape

Que reste-il de nos amours

 

Jaime Paris au moi de mai

---

うろ覚えで・・・記憶に間違いがあるかもしれませんが参考までに。

この続きの怪奇話。いや大切な話。

 

 

もくじへもどる

 

inserted by FC2 system