結婚・離婚
ためらう結婚
結婚したい相手が関節リウマチもちで、親が反対、と言うケースが目に付く。女性が関節リウマチで、男性ががんばってくれるなら、結婚できるかもしれないけれど、なぜか「女性の親が反対」と言うケースが少なくないみたい。まもしかしたら、本当はむこうの稼ぎに不満があるとか、家柄に不満があるとかかもしれないけど、関節リウマチをいい理由に反対してたりして。
「子供ができなくて実家へ返される」とかいうことが今でもあるから、親の心配がどこまで想像の羽を伸ばしているのか、しんじつはわからないけど。
こんな状況で当の女性が弱気になっちゃうと
「彼も健康な人と結婚したほうが幸せになれるワ。私は潔く身をひくのが彼のためにもいいんだわ」と、
20年前若かりしころの私のような心持になる。悲劇のヒロインね。
ウーン、本当かね。
1.彼はあなたと結婚したいので、別れたら幸せではない。
2.あなたも彼と結婚したいので、別れたら幸せではない。
3..いつか別の人と結婚しても、苦い思い出が会って、幸せではない。
えーと。
ついでに、親が「あんたは関節リウマチだから結婚に反対」というのはけっこう怪しげ。だって、こんな機会を逃したら、次に病気持ちでもいいです、なんていう男性が、簡単にみつかるもんかな?だから、関節リウマチ云々はいいわけで、実は、他の理由で結婚に反対してるんだと思ったりするんだけど。
だってねえ、親御さん、その場合は、娘さんの面倒を一生見るおつもりなんですか?
これが、男性が関節リウマチで、女性の親が結婚に反対っていうなら、筋は通りそう!?だけど。
男性の方、ごめんなさい。でも今もに日本の社会常識って、こんな感じではありませんか?
オトコは稼ぐ。
女は家にいて家事。子供を作り育てるのが仕事。
この方式がいつくずれるのだろうか。
結婚する本人たちからこの常識?をかえていかないと、社会は動かないぞ。
親のために結婚するんでしょ。あれ?
子供ができないから実家に返される、とか、病気になったから離婚、って、今でもあるんでしょ。
どんな結婚でも、結婚する本人同士が徹底的に話し合う必要があるし、親がうるさいなら、そこも説き伏せていかねばならない。
親とあわなかったら不幸なこともある。親のテンポに合わせる気がないなら、奇麗事言ってないで、距離を置く覚悟もいるもの。
今の50くらいの女性にも、まだ上に書いたような常識で結婚してきた方が多いだろう。好き嫌い関係なく、お見合いで、
「つり合った家系の人と」結婚。
見合いでうまく人もいるんだけどね。
結婚後、関節リウマチになって男性に疎ましく思われている人もあるようだ。「家庭を持つ」のが目標で結婚した男性は、全て女性にまかせるから、女性が病気になろうと、家庭の面倒など見てくれない。もちろん女性の面倒も見てくれない。
ということもあるだろう。
「お前は死んだほうがましだ」なんて暴言が吐けるひともいるようだから。
こんな場合どう見ても離婚したほうがよさそうだけど、女性は女性で、男性の稼ぎに頼って生活してきて、今更生活の仕方なんて変えられない・・・ということもあり、なかなか動けない。「子供のために」なんて理由を作って、動こうとしない人もある。
といっても、長年一緒に生活してきた人のはずなんだよねえ・・・一緒に戦った、いい思い出もあるのかもしれない。
でも、その思い出でもって、この先も過ごそう、って思っても、その気持ちが二人のものでないとダメなんだろうなあ。
まだわかんないけど・・・とりあえず、なんかあったら徹底的に話し合いたいから。
日本の常識もまた、根強く。
軽々しく発言できない。
でも、あなたからかわっていかないと、この先いつまででも社会はこのままだろうなあ。