日本へ2005

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日本の日々とリウマチ

 

気候は4月。なぜ4月かというと、フランスでの学校の春休みなのと、日本は気候がいいから。

前回は夏に行って、大後悔。この夏は、ものすごく暑くて、リウマチにも大変だったような気がした。春は、子供が2歳になる頃に一度行って、さくらを見ることができたので、違う季節に行きたいものだけれど、2月の寒風が吹き付ける冬休みに行くのも何だ・・・

それに、普段のパリの学校休みは、いつも4月中に2週間なのが、2005年に限ってずれて、5月頭まで食い込んでいた。5月の日本は、つつじもあろうし、当分、いつ5月を見られるかわからない。

だから、決めた。

 

着いたころは、なんだか冬支度気味。4月のパリはまだ寒いので、軽めの冬コートを持っていった。外見は、暑苦しくないもの。

日本もまだ涼しげな日もあって、役にたった。でも、けっこう気温が上がった・・・4月というのに、冷房が入ってしまった。

ちょっとは用心していたつもりが、し足りない。服1枚分くらいは足りなかった、と感じたことしばしば。

 

人に会ったり散歩したり、ごく単純に、家の周りを探索して喫茶店にいってみたり、「ニホンの普通の生活」を楽しむ。買い物したいが、一度お店を探そう、と思うと・・・・以外にむつかしい。あそこまで行けばいろいろある、っていうのはわかってるけれど、“今いるところ”から遠い、今いるところには、おもしろい店がない・・・ってな具合で、意外にけっこう歩かざるを得ないのがニッポン・・・かなあ?

本屋へ行けば、立ち読み、あるいは漫画を探してすみからすみまで背表紙を読んだりして。これで、けっこう歩くことになる?

 

ってなわけで、かなりの勢いで歩いたので、足にけっこう負担をかけてしまったかもしれない。

手も、いつもより痛かった。4月、出発前に痛いかったこともあり、普段は飲まない非ステロイド系の薬と、胃を守る薬をもっていったのを、けっこう消費する。

 

なお、humiraを持っていって日本で注射することを検討していたが、出発前の扁桃腺炎のため中止し、2週間に一度のリズムが崩れた。だから結局、出発の直前に注射して、何も持たないで出かけた。

 

関節リウマチのため持っていった薬(いつもの薬)

ステロイド10mg (一日)

痛み止め

メトトレクサート 15mg (1週間) 葉酸など

 

予備の薬(例外的に飲んだ薬)

非ステロイド系の薬

かならず胃の薬を同時に飲むようにいわれているので、その薬。(胃潰瘍などの薬)

 

けっこう痛み止めを飲んだ。なんだろう。冷房があるところでは、即、湿気が入り込んでくるような気分。

湿気が多いのを、からだが受け止めてしまうのだろうか?スポンジかいな。

それから、つまらない事を書いてしまうが、みな、きちんきちんとおしゃれして化粧して、何かと気をつかっておられる。

 

今更ながら、ずいぶんと自分が「気をつかわないこと」に平気になってしまったのを自覚。

必要なことはきちんとするが、やらなくても死ななさそう、ということは、しない。

日本の普段の生活でこれをやったら、かなり、やばい。

 

親の自宅には、階段がある。これを使わずには生活できない。逆に、パリのアパートは、全く段のない1階。

これがきつかった。足にも、腰にも来た。親は、腰や膝を痛めている。足腰にやさしい家ではないので、将来が少し不安である。

それから、流し台が、なんて低いこと・・・背の高い連れ合いが毎度嘆いていたが、私も、“こんなに低かったんだ”、ということを今回、実感した。手を伸ばしたまま洗いたくとも、それがほとんど、手を自然におろしたのと同じくらいの低さなんだから、作業がむつかしい。

腰を曲げなくても、歯は磨けるのに、ついついかがめてしまう腰。ナゼだろね?

 

次回は、エレベーター付きのウイークリーマンションでも借りないと、からだが持たないと思う。

 

 

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