メッセージ2 |
子供が主役
これから子供を持ちたいというリウマチ患者さん、今子育て奮闘中の方・・・・・・
弱気になんないでください。
病気の親を持つなんてかわいそう、なんて思わないで下さい。
育つのは、子供です。
子供は育ちます。
子供は元気です。
あなたより、元気です。
関節リウマチのおかあさんより、元気です。
なにを心配することがありましょうか!?
主役は、子供です。
問題のすり替えのようですが、出産にはいろんなドラマがあります。子供は五体満足でしょうか?生まれてすぐに死んでしまうこともあります。そんなことが2度続いた人もいます。お母さんは元気でも、子供が若年性リウマチ、ということもあります。
子供が主役です。
育てる、ことより、「育つ」ことが大切なんです。
都合のいいことには、子供にとってのおかあさんは、ひとりしかいません。
よそのおかあさんは、こうなんだ・・・・・・なんて、ずっと後になってからしか、わかりません。
(わかったところで、どうしようもないじゃありませんか。
ふっふっふ・・・・)
子供の、たった一人の大事なお母さんでいましょう。
できないことを一通り嘆いたら、できることを数えましょう。
断乳も、そのひとつです。
薬を飲んで、ゆったり気分よく抱っこができる方が、
痛いのを我慢して、しかめっつらで授乳するより、いいのではないでしょうか。
お母さんの不安は、子供に伝わります。
お母さんの体が、できるだけ健康に近い方が、
気分も安定するのではないでしょうか?
お母さんが悲しかったら、子供にも伝わります。
でも、いいんです。
きっと、思いやりのある子どもに育ちます。
痛かったら、つらかったら、
涙を見せてもいいんです。
無理に隠さなくても、いいんです。
主役は子供です。
そして、20年もしたら、子供は旅立っていきます。
子供は、あなたではありません。
生まれたときから、一人の、別の人間です。
子供のパワーを信頼しましょう。
以上「リウマチ幸せ教入門パンフレット」2005年版より抜粋
うそだってば