映画の日記録
2005年7月から始まったジョニー・デップ日記は、
8月になっても続きました。
「チャーリーとチョコレート工場」及びジョニー・デップのことから、
さらに、映画(DVDですが)、
ミュージカル、オペラと脱線し始めました。
そして、関節リウマチな日々のことも少し。
1.4eme et... 08/01
今日は日曜日。日本はもう夜でしょう。フランスの日曜は店も閉まっている。
家にいたらまたDVDの前に座り込みそうなので、外へ出かけることにした。
・・・映画を見に。「チャーリーとチョコレート工場」・・・
英語で3度目、いつも同じ劇場だけれど、部屋は代わっていく。(15くらいある)
一度目は500人くらい?700?2度目は200以上、本日は114席、廊下なし。ウーン。
でも、いつもより少し遅いせいか、人も多く、始まる前のCMから、和気あいあいとして、会場がいい雰囲気。
今日は、笑い声が、やっと聞けた。回と、他の客によって印象がかわるだろうから、おもしろいもんですな。
英語も音には慣れてきたけれど、わかるはずがない。
いつも字幕も読み損なっている箇所も、またもや見逃し、謎のままだ。
謎と言えば一箇所だけ、わからないところがあるんだけど・・・
でも、ウィリー・ウォンカ工場長の顔の意味は、よーくわかってきた。
ジョニー・デップがキライだったセリフもあるんだって。
ほんと、いい人だね、この人は。
本日は少し余裕が出てきたので、目の観察。どうして、あの目が魅力的なのか、ああ、そうか、ってとこ。
これは誰でも活用できるかな。役者のたまごさんは、よく見てネ。ウィリー・ウォンカの目は、何色なんだろう。
コンタクトをつかったのかどうか、そんなことが気になってしまった。
声は、低音も使っているけれど、でも、あくまでもウィリー・ウォンカの声なんだな。
(きっと)物真似させたら上手だと思う。(きっと)
最後の音楽は、きちんと終わりまで聴いてから帰りたい。(それが始まった途端、席をたつ人が多い。)
きちんと座っていたら、あれ・・・次の人が入ってきたよ、まだ終わっていないのに。
そいじゃまあ・・・ということで、お言葉に甘えて、5回目。
音楽がやっぱりいいね。他から持ってきたものじゃないといいけれど。
私のわかる限りでは、他からの音楽は1曲、とても有名なSF映画の曲。
それで思い出した、「アレクサンドル・ネフスキー」のこと。プロコフィエフ(ピーターと狼、の作曲者)の作品。
合唱でやった仕事の中で、一番楽しかった。なにが、って 舞台の上でオーケストラを聴くのが。
管楽器がたくさん入っていて、ハラに響く。ものすごい迫力だった。
もちろん会場で聞いてもいいものだろうけれど、管楽器が鳴っているすぐ後ろにいるんだもの。
管楽器の後ろと合唱者のあいだには、実は、透明な「音よけバリアー」が立ててあるくらい。
ティンパニ、管楽器の傍にいたら、確実に耳をいためるから。
オーケストラの直の音って、もう聴力を超えて、振動そのもの。
弦楽器では限度があるが、管楽器と来たら・・・実際、演奏家は、聴力がかなり落ちるらしい。
あとで、これが映画音楽だったと知った。演奏会のときの曲は、まとめなおしたカンタータだったのかもしれない。
「チャーリー・・・」の音楽から、そんなことを思い出した。ハリーポッターはそんなに管楽器の音は、厚くない。
でも、「チャーリー・・・」の曲を再現しようとしても、途中でハリポタか、タンタンのテーマに摩り替わってしまう。
映画音楽は、ドラマに音があっているのなんていうのは当たり前で、それで高揚感を出している。
だから、ある程度、お約束事のあるもので、上手にやればつられてしまうわけだけど、それでも、文句ないねえ。
他の子どもたちへのメッセージの曲も、アレだねえ、おかしいねえ。
全スタッフに乾杯。
2.感動08/01
日本はもう8月に入った。
ひとりで騒いでいる私、自覚はあります。
以前ある映画を見に行ったとき、私は心底すごく感動したのに、
一緒に行った友達の言うことと全然かみあわず、歯がゆい思いをしたことがある。
この人だったらわかってくれるだろうかと思って一緒に行った人、
ちゃんと、私と同じように映画のテーマを理解していた。
嬉しかった。
「チャーリーとチョコレート工場」、この人と行ってみるか・・・どうでるか。
3.停電08/01
今朝起きて、停電に気がついた。
とおりに出ると、近所まで電気会社の人が来て、発動機らしいものをつないでいる様子。
リハビリを終えて家に帰ってくると、うちにもその機械は着ていたが、まだつないではいない様子。
昼12時をまわっても電気が来ない。機会はそのまま、昼休みにしているのだろう。
別に台風でも地震でもないのに、電気がない。ネットもできない、電話も下手したら(機械によっては)できない。
携帯も電気が残り少ないが、充電できない。
近所のオペラ歌手が延々と続けている発声練習がうるさくとも、バリアにする音楽をかけられない。
DVDも見られない!!
自分でできるおんがくと、本というものああってよかった、とつくづく思った。
頭の中で、「チャーリーとチョコレート工場」の映画も、おぼろげながら再生できるようになっていたので、
手持ち無沙汰のとき、役に立つ。たぶん、音楽と場面があまりにも結びついているから成功なんだろう。
ミュージカル映画につながるものがある。
コンロは電気なので、お湯さえわかせぬ・・・仕方なく、出来合いのものを買ってきた。13時過ぎ、電気の人が働いている。
歯医者から戻って、もう3時半、やっと電気が来ていた。
ほっとすると間もなくすることは・・・このページを開けることであった。
情けないねえ。
4.シザーマンの手 08/01
ジョニー・デップの話をさがすと、わりと「シザーマン」が話題に出てくるみたい。
この間はDVDが見つからなかったが、いつか見よう。
でも、写真とストーリーだけでも、なんか泣かされそうだな。手が、はさみだもんな。
バートンとの共作だもの。音楽が、「チャーリー・・・」と同じエルフマンだったら、また、絶対いかれてしまう。
手首の曲がらない私の手。いつ、指の腱がきれるか疑いつつ、使っている左手。手術の痕。
あの、両手の美しいローリングを見せてくれたジョニー・デップに、見て欲しい。
こんな手でも、私の手はそんなに変形がない方だ。エドワードのように、人に傷をつけることはない。と思うが、・・・
本当に、私の手は、人を傷つけていないだろうか?
いつぞやの掲示板でややトラウマ・・・
5.薬の山08/02
田舎に出かける用意をしている。我ながら、すばらしい薬の山がある。ビニール袋に3つ。
関節リウマチの薬、その他の症状への常備薬、そして、他の万が一のための、普通の薬。
かさばるだけで、重くはならないが、しかしここに、ふみらを持っていくとなると、humiraそのものは軽くても、
一緒にもっていく冷凍剤が重い。ふう。
注:Humiraは、注射の関節リウマチの薬。欠かせない基本の薬。日本ではまだ治験中。
また「ショコラ」をかけてしまったので、その音楽にじゃまされて、見たいほうの映画のシーンが頭に浮かんで出てこない。
こんなこと、若いときしていたっけ。ミュージカルが好きになったとき、要するに、全曲を暗記したかったのだ。
英語のせいで、カンペキにはいかなかったが、音楽は、きっちり覚えたっけ。
「チャーリー・・」を何度も見たいのは、そのせいもあるんだろう。全部頭に入れたい。
音楽の存在が大きく、タイミングがよいので、この映画はそういうことが可能だ。
昨日の、スペインの舞台学校を舞台にしたドラマun dos tresの最初のシーンは
“Jesus Christ Super Star” だった。
みなの格好と、しゃべっている内容で、もしかして・・・とは思ったが、イントロのアレンジが違う。
でも、絶対そうだ、と思っていたら、本当に、そうだった。ぞくぞくして、毛穴が開きっぱなしになってしまった。
この番組では、ダンスも本人だし、歌は吹き替えではない。英語もうまいし、歌もうまい。
スペインは、フランスより、フラメンコダンスの伝統があるので、ミュージカルを楽しめるのかもしれない。
レベルが上かもしれない。
Jesusも歌いたいが、ユダも歌いたいし、演じたい。
しかし、チャンスがあったとしても、マリア役。オンナだもん。つまんない。
じゃあ、群集の方が、いいかな、けがするだろうけれど。
注:ジーザズ・クライスト・スーパースター 日本では劇団四季が公演。加賀たけし、市村正親さんなどが参加していた。作曲はアンドリューロイド・ウエーバー(他にマドンナでの映画化のあったエヴィータ、オペラ座の怪人。作詞はおなじくエヴィータを担当したティム・ライス。)
6.声の不思議08/13
ジョニー・デップの「ドン・ファン」まだ若い。
笛を吹くシーンがあるんだけど、この人はきっとうたもうまいのかもしれない、と思った。
ビブラートが均等で、きれいなのさ。
「ラスベガス」にも一瞬鼻歌を歌うシーンがあった。たぶん、うまいと思う。クラシックなんか歌えるくらい。
なーんちって。
しかしこの人、声がいいのは確か。
ああ、うらやましいこと・・・
音が豊かなんだなあ・・・
7.じまん08/14
アメリカの義姉が買って来てくれた「チャーリーとチョコレート工場」のサントラ!うっふっふ。
ギルバート・ブレイクのDVDもみつけてくれたけど・・・ああ、ゾーンがちがうんで、日本のパソコンでも見られないのでした、とさ。
いつかお金持ちになって、どのゾ−ンでも見られる機械買わなくちゃ。
パソコンで無理やりかけてみたら、フリーズしちゃって「重要な問題がおきました」と出てしまった。
それなりに、こういう反応は苦手。
でも、ジョニー・デップの、リスのような前歯の見える写真があるから、いいの。
それにしても、「チャーリー・・・」の幕開けはほんとに、ハリポタ(ひとつめ)みたい・・・
8.サントラ08/15
「チャーリーとチョコレート工場」のサントラ、さっそく特定の曲だけが何回もまわった。
16か月の姪っ子も、ノリノリで踊っておる。
ナンバー1、工場へようこその(アルザスっぽい)テーマと、ナンバー2、アウグスツスへのボリウッドな曲である。
チャップリンの映画を子供のころ見てから、今もずうっと不思議なんだけど、
「音楽が先か、映像が先か?」
あの画面の動きと、音楽がぴったりとあっている不思議さ。
(素人発言だなあ) 技術的に言ったらやっぱり、音楽を先につくっとかないと、逆にあわせるのはむりだよね。
オリジナルの音楽の場合は・・・
ということは、チャーリーは、ミュージカルに等しいんだな。
だって振り付けで踊ってるもん。子どもたちへの曲は絶対音楽が先。
幕開けの音楽は・・・?
あと、作曲者はエルフマンひとりだけど、ァレンジャーが4人もいた。ちょっと残念。
9.ショコラとチョコレート裏話 08/15
「チャーリーとチョコレート工場」のアメリカと日本の記者会見かなんかで。
ジョニー・デップに「マイケルジャクソンみたいにしたいんですか」とたずねたおばかさんがいたとかいないとか。
ジョニー・デップ演ずるウォンカが、今にもモンローウオークをしたそうだったからだって。次元の低い質問である。
「ショコラ」のメイキングオフを見た。ジョニー・デップは、ダンスのシーンを、すっごくいやがっていた。
「あんたミュージシャンだからね〜」
と誰かが言っていた。もちろん本人は同意していた。
ほら、ちゃんとジョニー・デップのお仕事みていたら、上のような質問は、するだけあほらしいでしょう。
でもそんなことレポーターに期待するほうが間違っていますね、もちろん。
10.ニホンのすごい役者 08/15
日本人で、すごいなあ、プロだなあ、と思ったことのある俳優さんがそういえば、ひとりだけいた。
顔はもちろんいい、別に特にファンではないが、すごいなあ、と思った。
役がすごすぎてなかなか俳優が見つからなかったとき、彼に台本が届けられ、打診がいった。
彼は「んじゃ、飲みにいきましょう」と、誘った人を飲みにさそった。
「あの、台本読んでくれましたか、どうでしょう・・・」と、切り出した相手に
「やるから、一緒に飲んでるんじゃないですか」と答えた。
かっこいい。シビレル〜(死語) とても日本的な話ではあるけれど。
映画も素敵、なにより俳優としての態度が素敵。
11.ドンファンの愛08/15
ジョニー・デップの「ドンファン」、訛りのある英語ではあまりにも難しくて、(訛ってなくてもだめだろうけど)仕方なくフランス語で見た。
吹き替えでも、ちゃんと不思議な訛りで話しているので、なかなか理解し難い。日本語吹き替えはどーやってやったのだろう!?
田舎のスーパーで見つけて飛びついて買ったら、原語版には、なんとオランダ語の字幕しかないのだ。しまった。
とても美しい物語だと思った。
ドンファンって、なんか「女たらし」という訳、役のイメージがあって、単にそれでイヤだったんだけど、
この映画のドンファンは女性を大切にする。一回寝るだけでも。
“去って”いくが、“捨てない”と思う。礼儀正しいのだ。
その女性への視線と言ったら、とても素敵。女性は触られるためにある、そういう美、だという。
顔がどうこうじゃない、女性というもの“そのもの”にたいしての愛。
それでもって同時に、「本心の愛を失ったから死にたい」、という映画の始まり。
こういうのって女心には理解できな〜い、という方もおられようが、私はとっても素敵だと思う。
男にはこうあって欲しい・・・かな?
これ、別にジョニー・デップが演じたからではないからね。台本が素晴らしいのよ、台本が。
そして、現実と狂気の境はどこに?
誰の言うことを信じ、誰の言うことをうそだと思うのか?
・・・どちらが大切なのか?
4つしか質問はない。
神聖なことはなにか、エスプリを司るもの(だっけ?)はなにか、生きる理由は、死ぬ理由は?
答えはひとつしかない。
愛。
12.踊ってるあの人08/16
ジョニー・デップが踊ってる、ドンジュアン。良く見ると2シーン。たのしそうだな。
ミュージシャンはね、だから心配が多いのかもしれない。
日ごろリズムとか何でもうるさいわけだからね。
でも、演奏のときは、見られるために弾いてるわけではない、音のために、耳のために弾いている。
そういう人が俳優として演ずるのは平気でも、ダンスシーンは心配っていうのがおもしろい。
とてもわかるような気がするのは別に私が踊りが下手だからではなくて、上達を目指すミュージシャンだったら、
自分に厳しい目があるんだろうなあ、と思うから。
ああ、ヴァネッサ・パラディのCDも欲しくなりそうだなあ・・・ジョニー・デップが参加してるの。BLISS。
夕べはジョニー・デップさんが夢にはじめてご登場くださいましたが、顔は全然違う人でした。
すぐとなりで私はトラにひっかかれて、消毒しないと、傷跡が膿んだら心配・・・メトトレクサートとってるから・・・・って思ってました。
夢だからいいんです。ご登場ありがとうござい。
注:メトトレクサート・・・は関節リウマチの大事な薬。免疫力を落とすことによって関節リウマチの痛みをコントロールする薬。
13.そして再び 08/19
子供を親戚のところに送ったので、ふたりでのんびり。
と思ったら連れ合いが「散歩に行ってくる」とかいって、近所のバージンメガストアで買い物された。
“クイーンのCD2枚組み”(安いもん)、“ヘアー”の映画のサントラ(DVDあるんだけど)、映画DVD“ブラジル”。
ヘアーはこれで全部そろったんじゃないかな?
1.映画のテレビ放送をカセットで取ったもの・・・に始まり、
2.映画のDVD(出たのは割と最近)
3.映画のサントラ
4.2004年(だっけ)のパリ公演で買ったライブ録音(ドイツ公演時らしい)
5.ヘアー初演オリジナルキャストのCD
6.ヘアーフランス語上演版のレコードをCDに落としたもの
40年前の音楽は素晴らしい。
さて、6回目見に行ってきます。何がって?「チャーリーとチョコレート工場」。今日はデートで。
そうそう、上映しているところは減った。
原語上演はわりとあるけれど、フランス語の方は減った。
日本もあと少し。
14.おひさしぶりのジョニー 08/20
6回目の「チャーリーとチョコレート工場」。
いつも同じ映画館だけど、とうとう上映ホールはひとつに。(前は、同じ館内で2箇所)
部屋のナンバー23。100席ないかもしれない。
市内の他の映画館、原語上演は残っているけれど仏語上演は減ってる。
今日入ったホールはいよいよ100人前後のホールで、笑い声も上がったが、なんともつつましげでした。
頼むから、DVDがでるまで、どこか一箇所でも上映し続けて欲しい・・・・
シザーマンをデパートで見つけたけれど27ユーロだったので、とりあえずがまん。
でも、9.99ユーロの「シカゴ」を買った。
15.vioxx 08/20
と言う薬があった。しばらく前に薬局から姿を消した。
アメリカで「その薬のせいで夫を亡くした」と薬品会社にたいして訴訟があり、未亡人が勝った。
「病気の皆さんには、取っている薬に危険性があることを知って欲しいです」
ああ、そう。ありがとう。
では、私たちにとって、全く安全な薬を紹介してくださいますか?
上記の薬は関節炎のためのもので、18月以上続けてとると、心臓疾患のおそれがあるという。
(しかし、どうやって、その薬だけが原因だと決め付けられたんだろうね。)
もちろん裁判沙汰にする気持ちも勝って嬉しい気持ちもわかる。死んだ人は戻ってこなくてもね。
でも、患者には、安全性のある薬が必要。その研究費は誰がだしてくれるのかしら。
私たちにとって、全く安全な薬を紹介してくださいますか?
注:のちに、関節リウマチのサイトで知り合った人が、1週間の服用で、本当に死にそうになった、と知った。
1000人にひとり、の副作用が彼女に出てしまったのだ。本当に、安全な薬が欲しい。
16.ついに!08/20
ジョニー・デップさま、夢にお出まし〜
日本語までしゃべってくれる、親切なジョニーさんでした。
ショコラに出てくるスタイルが理想的で、そのままでした。
「ドンジュアン」と「ショコラ」を先に見せておいた連れ合いも、
「チャーリーとチョコレート工場」の工場長がジョニー・デップだとは、いわれなくてはわからない、と同意した。ネ。
入れ歯?装着してたらしいけど、それで顔がかわってるということもあるのかなあ?
それにしても、声までちがうんだからね。
「日本人女性が客に多いなあ」なんていってた連れ合い。まあ、ありえますね。
何処に住んでいたって、見たいもんは見たいもんね。
フランスは映画文化の発達した所だから、小津安二郎研究に来る日本人もいるだろうし。
「1回見ただけでは、この映画の世界に浸れない」と言う連れ合い。ンジャもう一回行くかね?
とりあえず話しの通じる人が身近にできてよかった。“ジョニデ“のはなしも、嫌がらずに聞いてくれる。
この週末3日間、パリ市のおかげで映画3ユーロ。
17.DVD08/23
カリブの海賊がうちにきたん。
値段はかわらん買った上、「この間まで14ユーロでセールしてたのが売り切れで」と言われたけど、
3枚組みが、前回あきらめておいたのと同じ値段で、割引があったので買ったん。ふふ。
「チャーリーとチョコレート工場」のCDも、このお店(バージンメガストア)においてあった、表紙だけ仏語。
よかったよかった。(出てないかと思った・・・)
18.カライブの海賊08/23
カリブじゃなくてカライブでしたね。ジョニー・デップのジャック・スパロウ。
かっこいい。不死身っていうのが悲しい。
いつでもこの役を作り上げたくれただろうとは思うけど、
やっぱり「ラスベガス」をやったから、このキャプテンができたのではないか?と勝手に思いました。
声は、そうですね、慣れてきたので一応ジョニー・デップだというのがわかり、あまり違和感ありませんでした。
やはり、今まで見た中の、どの役とも違う声になっています。
この役が好きな人は「チョコレート工場」期待していいと思います。
今日は、メイキングオフその他、2枚目3枚目のDVD見てます。
一番初めにみつけたDVDは、確か2枚組みだったもんね。
今回は、同じ値段のところに割引あったから、得したもんね。
オルランド君もかっこいいなあ。
でも、一番おかしかったのは、NGシーン・・・ジャックが女の子を助けるシーンでかつらが取れちゃった。
「これももってけ」ってアナタねえ・・・
この女の子エリザベート役の子は17歳か。ううむ。うわァ。
ところでそのおとうさん役を見てた連れ合いが
「あれ、ブラジルの主役の人じゃないの?」
そうだっけ? 声に聞き覚えないけど。(私は声で判断することが多いらしい)
「だって原語でみてないから」
ああ、そうか。
ほんとだ、ジョナタン・プライスだ、あたってた。
ふたりとも特に映画ファンじゃなかったわりに、やるなあ。もっとも、狭いアメリカ映画界ではあるけれど。びっくりした。
この人は「ラスベガスをやっつけろ」見てたときも、ヒッチハイクの男の子を見て
「スパイダーマンの俳優だ」と言ってのけたのです。本当でした。
「あの笑顔でわかった」と。
・・・なぜかうちにはスパイダーマンのDVDがありますです。買ったのは私じゃありません。犯人は連れ合いです。
飛行機の中で見て、あの、スパイダーマンくんの、告白シーン(と言えるかな?)がとても印象に残ったのだそうです。
映画は、そういうシーンが「一箇所」あればいいのです。
19.ブラジル08/23
「ブラジル」安かったので、買われてしまいました。
ラストが悲しかったことだけ覚えているのでいやだったんだけど、やっぱりそうでした。
ラストまでのシーンは全然記憶になかったので、「実は最後しか見ていない」あるいは、
「全部みてはいたが、字幕も仏語でわからないので、何もわからなかった・・・」という可能性があります。
10年以上前かな。
今でも字幕ばかり読んでしまうことになるのが、スピードが速くてついていけない。
でも、ラストの方の広いホールの灰色の壁が見えたとき、思い出してしまいました。
「あと何分残ってるんだ、これでどんでん返しだったらいやだな」と思っていたらそのとおりになったのでした。
DVDの欠点はこういうところでしょうか。
映画とは比べ物にならない小ささ、トイレにいける気楽さ。
目の前で生に繰り広げられる芝居やコンサートの「今現在のときと空間」は映画にはない。
でも、それでも「今しかない」と言う緊張感は、やや、映画にもある。(すなわち、トイレにいけない)
「ブラジル」、「ラスベガスをやっつけろ」と同じギレム監督。同じ女優さんも出てます。
「ブラジル」は20世紀はじめに書かれたオーソン・ウエルズのSFからのインスピレーションというはなし。
怖いのです。
だれのショートショートだったか、自信ない、筒井康隆氏かなあ?、
立体交差点でみかけた女性に一目ぼれして、立体写真を撮り、
友人に調べてもらったら・・・それは生みの母だった、なんてのがありました。そんなのを思い浮かべていました。
セットはとてもキッチュに?作ってあっておもしろい。
でも、要は現在のコンピューター世界そのもの。テロ。
ああ、イギリスで間違えて?警察に殺された人のことも思いました。
月にすむには時間がかかりそうだけど、地球上で起こっていることは、SFに書かれたことの実現だし、
さらにそれを通り越しているかもしれない。
20.メイキングオフ 08/23
映画作製の裏を見るのは大好き。
あの2時間の作品のウラには、どえらい金もかかっているが、どえらい時間がかかっているから。
しかし、カライブのジョニー・デップをみていると、加藤茶につながってしまうのは何故だ・・・
もうひとり、連想するのはフランス若手のミカエル・ユーン。日本にまで届くかどうかわからないけれど、彼もいい。
メイキングを見ると、ああ、ジョニー・デップご本人がいた、と思ってほっとする。
オルランド君は・・・うーん・・・あれ、ご本人はかるそー。
映画の方がかっこいいかも。顔はかっこいいけど。
俳優は、映画の延長のような人、役(作っていても)が本人の延長のような人、っていうのが多いような気がする。
で、ジョニー・デップは、どう考えても、どっちにも当てはまらないので、「アーティスト」だと思うわけ。
彼の役つくりは、ホンモノの役作りで、どこにもないものを出してくる。
結果として、誰でもやれそう、っていう役ではないの。だから素敵なんだよね。
1ヶ月前に買った、彼の作品紹介の本。2000年くらいの作品までなので、古い。でも買ってよかった。
その本を読みながら「僕の写真をとったな」と隣で行ってる連れ合い。
「お、4人兄弟の末っ子だって、僕と同じじゃん」あー、でも、あんたの両親は別れてませんがな。
4人の末っ子でバンドやってたって子は私も他に知ってるし。
若いときに「音楽の力に惹かれた」ってのは一緒だね。君は教会で、じゃないけどね。
他にも共通点はあるけど秘密。うちの方が背が高いが体重は少ないようだ。(
ジョニー・デップは意外とがっちりしている。)
ウーン、手が似てるかな。
これじゃ、うちのメイキングオフだ。
21.気を取り直して08/23
パソコンやインターネットなんてものが中学生のときなくて、良かったと思う。絶対勉強してない。
中学生のとき、ジョニー・デップのファンになってなくて良かったと思う。
絶対勉強してないし、学校抜け出して成田に向かってる。(大学のときせいぜい・・・ライブハウスへ一晩抜け出したくらいだったが・・・有頂天のライブへ・・・)
でも、中学生だったら、今のような理解はできなかったので、今40歳でよかったと思う。
人生いろいろ、なにもかも、結果的にはグッドタイミング。
22.ジョニーの手はね・・・
08/23
ジョニー・デップの手の魅力に気付いてるファンもいる。
あの手はね。
指が長い。
私の手とどこがちがうかというと、親指の手の平近くの関節ね。
ふつうにしていると、親指とひとさし指の間はVの字に空間ができる。
いっぱいあけても、ブイの字とまり。それが、あの方はですね、Uの字になる。
親指の下の関節も、手のひらから離れて、横に出るからその分スペースができるの。
わかるかな?
うちにもひとついるからよくわかる、うらやましい手。ちくしょー。ピアノのオクターブで喜んでいる場合じゃないのよね。
最後には開かなくなってしまった義母の手も、たしかそうだった。だから、男性だから、というわけではないんだろう。
日本人にもこういう手の持ち主はいるのかしら?
カライブにも出てくる、むギュ、っと手を握るシーン、「チョコレート工場」にもある。
23.ファンタジー映画 08/23
ファンタジーの一言で片付けていいのかはわからないが、
「パイレーツ」や、「チャーリーとチョコレート工場」は、そういうジャンルなのかな?
なおかつエンターテイメント。
フランス映画って、そういうの、だめみたい。
全然。想像の世界というか・・・せいぜいが、漫画をシネマにする、ってくらいかなあ。
というのも、“iznogood”を見たんだけど・・・イズノグッド、と発音。
(is no goodをふらんすじんが 読むとこうなる)元は、漫画らしい。だから筋はたわいもない。
これを、モロッコかどこかで、それなりに宮殿の豪華なセット組んでとったらしい。
でもねー、なんか物足りない。「親切」なの。優しいの。
ウーン、監督が優しいのかなあ。シナリオが特別よくは、ない。
ミカエル・ユーンは、歌わない方がよかったのかなあ・・・ううん・・・
演技はうまいんだけど、彼。注目してるんだけど。
もしかしたら「カライブ」と同じくらい時間かけてとってるような気もするんだけどさあ・・・。
(カライブは105日)決して俳優が悪いとはいわない。
映画が市場に出るころには、カリフ役の、やさしい俳優さんが急に亡くなったっけ。
「アステリックスとオベリックス」という、フランス国民的漫画がある。
これ、数年前に、ジェラール・デパルデュウがオベリックス役、
クリスティオン・クラヴィエ(“おかしな訪問者”出演)アラン・シャバ監督(“ディディエ”主役の人)
あとジャメル・ドブーズも出て映画化された。それなりに成功してたけど、なんか迫力が違うんだよね。
その裏話。監督のアランシャバが、アメリカのスピルバーグ監督に会ったときのこと。
「そんなに日数かけてるのかい」といわれたんだって。
うーん。失敗シーンがいっぱい取れちゃうようなことしてないかなあ。
俳優のアドリブから出てくるおもしろいこともあるから、
そういう余裕を持ってとっていたのかもしれないし・・・
ともかく、フランスにはエンターテイメント文化はないと思う。ミュージカルもだめだしね。
24.声でたのしむ 08/23
キース・リチャーズって誰だ、と思ってたらローリング・ストーンズ。ファンの皆様、物知らずでごめんなさい。
でも、ローリングストーンズの名は知ってたから許して〜。わたくしクラシックの肩書きなんだから・・・一応・・・
今DVDをかけたまま、なに言ってるのか全然わからないけれど、
ジョニー・デップ、いやジャック・スパロウの声が聞こえたら判別はできる。声だけでおいしい。
それにしても、わからない外国語というのは、どうしてかっこよく思えてしまうんだろう。英語は、とりあえず英語ということがわかるくらい、簡単な聞き取りがたまにできるくらいで、生活できるには至らない。かっこいいとは一度も思わなかったフランス語は、ほとんど日本語と似たような扱い。つまり、フランス語より英語の方がかっこいい。はー。かといって周りを飛び交うアフリカ語、アラブ語、中国語はかっこいいとは思わない。勝手なもんだね。魅力はあるとおもうのだけど。
かっこいい人が話すからかっこいいのかしら。ジョニー・デップのハナにかかっているあたりの音色がいいんだよねー。
でもハナには入っていない、当たる場所が、実にきれい。舞台やる気はないのかな?
私の好みは声で決まるような所がなきにしもあらず。軽いテナーはだめ、あしからず。あまりに低いバスもだめ。
女性は、ひくーいアルトがあこがれ。ないものねだり。
(チョコレート工場のベルカの声はいいよお、子供なのに)
オーランドは、黙ってたらかっこいいけどなあ。うーん・・・
ハリーポッターことラドクリフ君(だっけ?)も声変わりしたら、ファニーな声になっちゃった。
しかも、ロンとともに、えらい低い声に。
このキャスティングが、もし声変わりのあとだったら、もしかしたらロン役は違う子になってたかもしれないと思う。
そんなに好きなのに、映画の解説をしている、ぼそぼそ話すジョニー・デップの声は、いまだにわからない。
ホントにこの人、謎だ。
25.映画事情08/23
私は滅多に映画館へ行かなかったので映画は見てないつもりでいたけれど、
フランスの夜の番組は映画がしょっちゅうなので、それで見てるといえば見ていたのだった。
だって、「チャーリーとチョコレート工場」は久々にデートだったけど、
その前にふたりで映画館に見に行ったのって、たしか「スターゲート」よ。
いつのハナシって、どう考えても7年以上前。子連れで見たのは「ニモ」やったしなあ。
フランスでの映画事情は良く知らないが(出たことはあっても)、とにかく毎週水曜日に、わんさと新作が封切られる。
どこで作ってるんだ、と思っちゃうくらい作ってる。
日本映画も、たけしさんはまず出るし、他の監督作品もあるはず。
そして、テレビドラマというのも、シネマサイズでとっちゃうものもある。
日本なら大河ドラマにして毎週放送するところを(そんなもんない)、例えばナポレオンの話で2時間くらいのドラマを、3日連続放送とか、細長い画面で。それなりにお金かかってるはず。
主なテレビ局(2局だけど」は普段、夜20時から45分までニュース。そのあとはたいてい毎晩シネマのお時間が多い。
名作中の名作とかは、夜中、そのあとになってから。23時から。オペラとかクラシックコンサートとか視聴者があまりいなさそうなものも
夜遅い。情けない。今はケーブルテレビがあるから、もっといっぱいあるはず。でも、なくてもある程度楽しめる。
・・・はず、が続いたところで、本日はおしまい。使い放題の時間がおしまいに近づきました。
こちらの17時は、日本の24時ですね。
みなさまおやすみなさい。
26.裏話大好き 08/24
「パイレーツオブカライブ」が流れ続けている。
フランス語でも見てみたけど、だめだった。ジョニー・デップの声のあとではね・・・
一枚目のDVDでは、そのあと”ボーナス”ということで、監督とジョニー・デップ、製作者、キーラとジョッフレー、といった風に、
出演者による解説つきがついている。部分的にかと思ったら、全編だった・・・とりあえず、監督とジョニー・デップのは全部見た。
さすがに吹き替えはしてくれず、字幕がついてるだけ。
しかも字幕は時によってとてもはやく消えてしまうので、ストップしながら見た。
その間、バックにはずっと映画が流れていて、本人たちの声が聞こえるというしかけ。
しかしDVDっていろんなことができるもんだし、
時間にしたらたくさんの情報がはいってるもんだねえ。(ばあちゃん発言かな)
あと2枚DVDがあるので見がいがある。
製作裏話は大好き。カライブの海で飛び込んで、ロスの海で浮かび上がったとか、ネ。
見るほうの夢を壊すと言えば壊すけど、作る方にとっては、そういうのも、夢なんだ。
11ヶ月で製作、うち撮影は105日。ワンシーン(数分)に2日かかる、ってなことは普通。
そのあとの、画像を組み合わせたり、付け加えたりするグラフィックの処理を数ヶ月でしなくてはならないのか。
1年でつくるって言うのは、ものすごく速く思える。公開2日前にも完成していなかったんだ。
映画ファンには、映画を作る方の人もいる。気持ち、わかっちゃう。
収入と生活、はたまた世間の常識、親兄弟の義理(・・・きりがない)のギャップがあって、
続けていくかいけないかってことになってしまうけど、(日本は周りの圧力もあるし)がんばっておくれ。
27.俳優のウラと表?08/24
しまった、3ユーロで映画が見られるのは昨日までだった・・・
もう書いたようなことだけど・・・裏話をしている俳優の声を聞いていると、役の顔がうかんできてしまう。同じ声だから。
それが、ジョニー・デップの場合は皆無。そこがちがう・・・
ジョッフレー・ラッシュも、ちがうといえばちがうけど、役柄と声、という意味ではオーソドックスかな。
声だけではなく、顔も浮かんでこないよ、デップさん。
カライブのジョニー・デップが好きなひとはきっと、「チョコレート工場」はもっと好きになる。といいなあ。
でも、それ以上に「ラスベガス」が好きだ、という人にあいたいなあ。
28.この夏のやまい
08/24
去年は目だった。カが飛んでいてレーザー治療だった。秋には手の手術だった。
今年は、歯の治療中。(歯医者も夏休み。)徹底してやってくれているんだけど、なんか変だ。
歯ぎしりしたりで、圧力がかかって、歯茎が敏感なのかな。
手も変で、医者に会いたい気分だけど・・・
このまま夏がおわってくれるといいな。デモな、万一長期入院になっても平気さ。
(そんなものフランスではあまりないけど。)
そうなったりしたらぽーたぶるのDVDとパソコンを持ち込むんだな。
もちろん、ジョニー・デップのDVDもってさ。
29.演技の脈絡 08/24
なんつって。
「カライブ」で、バルボッサ役のジョッフレーが「ジョニー・デップはいつもウオッツカを8杯飲んでるみたいで」と笑っていた。
よっぱらっておるジャック・スパロウ船長ってこと。
でも、ジョニー・デップ本人の話だと、別に酔っ払ってるんじゃなくて、
いつも海にいたから、地上で困っちゃう人にした、と受け取れた。
キーラも(いい名前だなあ)「あの歩き方がおかしくて」といってた。
(島のシーン)
ウーン、その謎は、「ラスベガスをやっつけろ」で解ける。
(その以前にもあるかもしれないけれど、全部みてないんでわからない。)
それから、気付いてる人は気付いてる、あの、長い指の手の握り方・・・
ジャックでも、ウォンカ工場長でも。あれも、ラスベガス。
(もう書いてるかも)
30音楽、映画08/24
気に行ったCDは、私は何回でもかける。ある程度、覚えるまでかける。
歌詞はおぼわらないのだが、他は入るので、頭の中で再現できるくらい、繰り返しかける。
ひとりカラオケをしたいぐらいだが、口はひとつしかないので無理である。
これができるふたり組みなんて見てしまうと、感激する。
映画やDVDにも同じ反応をする、ということを、今回はじめて知った。
なぜ何回も見に行ったりかけたりするのかというと、全ての音を録音する為である。
ある程度、画像をインプットするためである。
好きになったアーティストはとことん。
今までも、好きな演奏家のCDは全部集めるということはあった。連れ合いもそうだ。
ブロッサム・デアリーは一生懸命集めてる。
33回転レコードを見つけたときは興奮したが、さすがに値段に圧倒されて手が出なかった。
ちょっと後悔している。
(この人はジャズピアニスト・歌手。もう、おばあちゃま。Blossom Daery)
あとは、本。有難いことに、比較的集めやすい。星新一、筒井康隆氏の本は、いつか揃えたい。
ここじゃ高いからね・・・夢野久作氏の作品も、全作をぼちぼち。(パリまで来てなにやってんだか)
まんがは、萩尾望都さん、大島弓子さん限定。一生のたのしみにしていこう。
・・・てな具合。クラシックがないって?
そう、ないんだよね・・・
自分の録音は、集めてるわけじゃないし、何回も聞けないし・・・置く場所もないけれど。
で、DVDはジョニー・デップ出演作品、と。
彼はフランスに住んでいるという話なのに、来日がうらやましい私ってなに?
インタビュー、フランス語で話してくれたら嬉しいのになあ。
振り付けのベジャールが仏語で話してるの聞いて、
わア、ダイレクトにわかる!って、とても嬉しかったことがある。
(アランドロンのいってることもわかる、でも別にファンじゃない・・・)
愛する彼女の国の言葉でしょ、きっと話してね。
31もう、うちにいる 08/24
外出しようとした。
旦那からも子供からも解放され何をしようか。(ってこんなときだけダンナなんて書いてみる)
子供はニースへ預けて、だんなは田舎へ録音に・・・(ちゃんとやってるかいな)
せっかくだから街なかへショッピング(買わない)に出て、ジョニー・デップのポストカードでもないか見てこようか。
と思った。
あ、手のギブス忘れた。昼の薬飲むの忘れてた。
地下鉄の駅近くで、ガイドブック買おうと思ったら店が閉まってた。
ア、地下鉄の切符がない。
駅の隣で呆然とし始めた。
とりあえず北の方へ歩いてみたが、もう出かける気がうせていた。
こういうぼんやりででかけると、スリに狙われないとも限らない。
というわけで、ここにいるわ。
32.一人で何をする? 08/24
一人でいる時間、何をしたいか?
出産直後の女性には貴重な質問である。
私は、赤子の上と下の口の面倒を見なくなって久しいが、子育て中はそういう主婦にもやはり、
「貴重な時間ね、何しようかしら」と、心ときめく質問かもしれない。
私の場合、どうやら、家の中を汚し放題、やりっぱなしのちらかしっぱなしにしてみたいらしい。
子供の時から一応自分の部屋と言うのはあったけれど、母大家の抜き打ちの訪問というのがしょっちゅうで、落ち着かなかった。
夜の10時に茶菓子を持ってこられるのがダイキライな、親不孝な娘である。(あった、とは書かない)
そのトラウマがまだあるんだろうか?
自分の選んだ家族と同居しても、独りになる開放感はいやではない。一気に不健康になるけれど。
33.恐怖のミュージカル08/24
フランスにミュージカルはない。
musicalというのは英語では単語だけど、フランスでは「音楽の」「音楽的な」と言う意味の形容詞でしかない。だから。
今年は「ノートルダムの背むし男」の再演が12月に、「太陽王」(ルイ14世)の「音楽的スペクタクル」が9月からある。
「太陽王」の方は、だいぶ前から音楽のクリップだけ流れてた。音楽売り込み先行。
しかしチラシを見たら、「音楽は、選りすぐりの数人のスタッフが作曲したシャンソン」
だそうで、口があんぐり。
だめだ、フランス。
comedie musicale (一般にいうミュージカルに近いらしい)
spectacle musical (音楽入りのスペクタクル)
あのね、ミュージカルというのは、“シャンソンの羅列”舞台ではないんだよ。
スペクタクルはあっても、エンターテイメントではないし、アトラクションでもない。はー。
34.アメリカ文化 08/24
アメリカに文化はあるのか?
それはなんだ?
答え:マクドナルド
・・・というような口の悪い人々と付き合いがアル。
たかだか200年の若い国、オペラ400年の歴史のヨーロッパから見たら、そりゃ文化ないかもしれないけど、
実はアメリカの文化はちゃんとある。生まれ、というより、芽をふいた、育って発展した、といった方がいいかな?
それは、ジャズ、ミュージカル、映画。
ハリウッド映画。
ジャズとミュージカルは一緒に育った所もあるだろう。
ジャズの“生まれ”は黒人霊歌とか当時のフランスのクラシック音楽の影響とかいろいろあるというけれど、
「発達した」のは、まさにアメリカ。ミュージカルのヒット曲を、アレンジして演奏しているのだ。
楽譜にかかないで演奏しちゃう“即興”が、ジャズの持ち味のひとつ。それだけではないのだが。
ミュージカルは、イギリスのサリバンショーとか、フランスのオペレッタから発達した、とかいう・・・(良く知らないけど)
でも、エンターテイメントの好きな国だから発達したんだと思うな。
映画もそう。
フランスも映画にはうるさい国だけど、エンターテイメントではないのだ。
だから、土俵が違うかもしれない。
ひとくちにフランス映画とアメリカ映画を比べるといっても、もう無理がある。
マクドも忘れずにおきましょう・・・
なお、人がジョニー・デップを「純アメリカ製品」といっていたが、アイルランド、ドイツの子孫でインディアンの孫でしょ、
どちらかといえば少数派でないのかな?
どっちかっていうと、オーランドやディカプリオのようなイタリア系の(名前の)顔の方がアメリカ〜って気がするなア。
かくいう私は、平氏と源氏の混血だそうである。ン?
あ、また肌の色の話になるけれど、毎回どれみても、ちょっと色が濃いなあ、と思うのです、ジョニー・デップ。
カライブもあれだから、やはり本人の肌の色かな?
35.カライブの海賊の弱点 08/24
ジャック・スパロウは、いつの間に呪われていたのか?クスン。
そんなことではなくて、音楽がちょっと弱い。いい感じだし、要領よく作ってあるんだけど。
チョコレート工場のようなインパクトはない。
数人の作曲者があっちこっち担当と言うはなしだったので、それでかなあ、とも思う。
あるいは、オーケストラの録音がばらばらだったのかもしれない。
まあいい曲だけど。
アメリカのおんがくのあり方も、エンターテイメントだな。
オーケストラはクラシックでもポピュラーでも映画音楽でも何でも来い、というレベル。
フランスでは日本でも有名なオーケストラがあるけど、ポピュラー弾く演奏会なんて受け付けないような気がするし、
きっと、やっても、スイングしないぞ。
アメリカ映画はその点、クラシックオーケストラの音がふんだんにあふれている。
(タイタニックはあまりなかった)
クラシックオーケストラと言うものが、特別ではない位置にある。が、フランスはばしっと境目がある。
気取ってんじゃないよ、全くヨーロッパは・・・と言いたい所だが、お隣ドイツではまた事情が違う。
ジャズのオーケストラもあるし、ミュージカルあるし、
教会で歌う文化はフランスより古いから(プロテスタントは昔から歌っている)音楽が身近なのである。
映画音楽って、オーケストラであれば、よく聞いてるとパターンがある、といえばあるかもしれない。
怖いことが起こる前には正直に不気味な和音とか、迫力のあるシーンでは低音や管楽器の多用とか、
ラブシーンは弦楽器とか(トランペットじゃパロディかな)、もう、誰だって作れそうな気さえする。
20世紀に、調性を超えて、現代音楽という領域までいってしまったクラシックだけど、
映画音楽は昔ながらの〜モーツァルトのころからの〜調性音楽からあまり遠くへは行かず、耳に比較的、優しい。
それでいいのである。
音楽は作曲家のものではない。聴衆のものでありますように。
36.ちょっと・・・ 08/24
お次はこれ。
アニメだから顔は見られないけれど、声に期待集中。
http://corpsebridemovie.warnerbros.com/#
一度目に行った「チョコレート工場」で、宣伝が流れてたのに、そのときジョニー・デップって誰だか知らなくて、
あ、バートンとの組合せしてる人なんだ、と思った程度で終わってしまったから覚えてない。
カライブの2もでるんだそうだ。
ネヴァーランドは秋にDVD、勘違いがなければ、リベルタン公開、上記アニメは確か11月。
それから、カライブの「3枚組み」は、これから日本販売だそうです。日本語訳以外は同じなのかな?
ちょっと自分のこともしなくちゃあ。
37.一日中08/25
結局使い放題の時間を過ぎてもつないでる、今日はずっとネットしてたなあ。
リウマチお友達の所で騒ぎすぎて追い出されないように、あちこちでジョニー・デップのファンサイトを探しているんだ!
メンバーになると、自動的に写真がついたりするから。
工場長ウォンカのジョニー・デップは若い?本人40歳くらい?撮影は去年くらいだから、41かな?
私も40だけど、実際なってみると、別に40って中年でもなんでもないと思っているもんだから・・・ファンになったら10代と同じように騒げるし。
あ、だからおばさんなのか。
でも、ジョニー・デップは常に若めかな。
どう年をとっていくか、楽しみ。
いいタイミングで、みつけた。
38.まちがいさがし08/25
映画、DVDファンならやってるかもしれない、ま違い探し。
カリブでは、そうね、船長の髪にまいてるマフラーの色加減が微妙に違う、とか、
そこから垂れている飾りの位置が真ん中だったりずれていたりとか、眉毛がでているかどうかとか。
顔の日焼け具合が違う、髪のカールの具合が違う、というのはエリザベート役、キーラの自己申告。
あんまりわからない。監督によると14箇所くらいあるらしい。
探すつもりもないのにみつけてしまって、一番ぎょっとしたのは、ジュラシックパーク。
あれだけ大変な目にあって逃げ回ったあと、助かって木の上で一晩すごすんだけど、
そのとき真正面からうつる、靴の裏にご注目。
まっさらなのです。
大急ぎの撮影だから、あれこれもれるんだろうけど、これはちょっとね。
39.信じられない08/25
8月に入って5回目の飛行機事故。
5.ペルー
4.ベネズエラ、フランス、マルティニック島の人が多く亡くなった
3.ギリシャ
2と1がよくわからんのだけど・・・
カナダで炎上した、エアフランスかな?
乗客は無事だったけど。
フランスでは、消火のための飛行機がいくつも落ちてしまった。
1年半前のエジプトでの事故のときは日仏家族が亡くなった。
近所に住む友人はエジプトに行っていて、一本違いの飛行機で帰ってきた。
私の里帰りには飛行機が欠かせない。
日本に家族をおいて、世界を飛び回って仕事をしてる友人もいる。
あの人だって、飛行機に乗る。
ひこうきじこは、あってはならない。
40.映画シカゴ 08/27
ゆうべシカゴのDVDを見た。最後のクレジットもちゃんと見た。
そしたら、ぎゃああ〜〜〜〜!!!
ダニー・エルフマンの名だ!
「チャーリーとチョコレート工場」の音楽監督の名がどうして出てくるの!?
作曲家ではないが、「スコア担当」というので、どうやら編曲担当のようだ。
うわわわ・・・・青くなってしまった。
もちろん広い世界ではないだろうから、驚く方が間違っているのだが、
昨日は朝っぱらから「チャーリーとチョコレート工場」のサントラをかけて、
この人はちゃんと作曲できる実力派だな、と連れ合いと話し込んでいたのだから、あわてた。
うーん・・・確か舞台での演奏も似たような編成だったと思うから、あれって、エルフマンの編曲だったのか・・・いや、参った。
こりゃエルフマンのことも調べないと。
41.シカゴ2 08/27
シカゴは、カナダキャストがパリ公演をしたので、それを見に行った。
1970年に作られたミュージカル。
舞台ではわかりにくかった話も、映画ならテンポも悪くなく、トイレに行きながら、だらだら見ていた。
映画化も、もうだいぶ前のことだよね。
ロキシーやってるのは、太ってブリジット・ジョーンズをやったという女優さんよね?
ミュージカル経験がないのに、あれだけやれているからすごい。
もう一人の方は舞台の経験がばっちりありそうだけど。何となく、目のきまりぐあいが違う。なんちゃって。
それにしても、女優さんならどんな役、ロマンチックからコメディまでやっても、あんまり驚かないのに、
ジョニー・デップのような静かな美男子ならええっと思ってしまうのはなぜか?
まあオードリーヘップバーンがひょうきんな役やったら驚くかもしれないけど・・・
フランスでも、ジョン・マレも意外とおかしなファントマス演じてたっけ。仮面つけて・・・
クレジット(っていうんだよね?)、私は、これをきちんと見るのが好きだ。カリブの海賊のように、お楽しみがついていることもあるし、
今回のエルフマンのようなこともある。あれだけの数の人間が映画を作っているのだからね。
あれが終わるまでが全作なのですから、きちんと見なくちゃ。
42.ミュージカル映画の困ること 08/27
シカゴを見ていたら、みゅーじかるやりたくなってしまったではないか。こんなからだでどうせよというのだ。40歳を募集する舞台もないぞ。
43.オペラとミュージカルの違うこと 08/27
オペラは、オーケストラの全部が、作曲家によって仕切られている。ただ、練習にオーケストラは使えないから、練習用に編曲されたピアノ譜というのは、ある。予算がなかったり、学校では、それで上演することもあるし、オペラのアリアを歌うときなんかは、たいていこのピアノ版。というのが普通。
ミュージカルは、いったいどういう状態で最初の版がでるのかしらないが、今はそのあたり自由なようだ。つまり、大きな公演であっても、オーケストラの編成は変えちゃう。大筋は保つが、あれこれ変えちゃうので、メロディーが微妙に違うとか、前奏がぜんぜんちがうとか、歌手の都合で、曲の調まで変えてしまう。ポップスと同じ、って感じかな?それはオペラでは、ありえない。
たとえば、ヘアーは3つ録音バージョンをもっているが、全部ちがう。曲順が入れ替わっていることもあるかもしれない。
「ヘアー」が特殊だからかもしれないけれど・・・
ブロードウエイミュージカルで、流行った曲から発展したのは、ジャズだ。
ただし、昔のブロードウエイミュージカルは、バーンスタインなど、クラシックの書ける人がかいた場合は、オーケストラの編成がきちんとした楽譜もあることだろう。おそらくマイクを使うようになるまでは、オケ版だと思う。
注:バーンスタイン:ウエストサイドストーリーを作曲。作詞は、ステファン・サンハイム。サンハイム自身もたくさんミュージカルを作詞作曲している。
ちなみに、シカゴの音楽は、あれは・・・実はジャズとはいいがたい。
あれはチャールストンかもしれない、が、チャールストンなる音楽をよく知らないので、なんともいえない。
ともかく、あれはジャズではないので、おまちがいなく。
44.3枚組みカリブ 08/27
連れ合いが予定をはやく切り上げて田舎から帰ってきた。で、ふたりでカリブの海賊をみなおした。
これの3枚組みのDVDと言うのは、日本ではこれから出るんだそうだ。
3枚目に、「ジャック・スパロウができあがるまで」というのがあって興味深い。
いくつものガイコクゴ吹き替えを並べて編集したのも、おかしかった。
フランス語版は、カナダの仏語と、フランスのと、二つバージョンがある。
うーん、ドイツ語のジョニー・デップが、声が結構似てたかな。日本のは・・・これ誰?なんで男性は押し殺した声になるんだろう。
うー・・・
裏話を着ていると、どうもここでの音楽は、何人もの人がわけて作曲しているらしい。
だからいまいち弱いのかなあ?ただし簡単だから、耳に残るといえば残る。
後日:サントラもあるそうだし、耳に残るといや残る。調子のいいところは気に入っている。でも、他の雰囲気を出そうというような所は、残っていない・・・
45.映画音楽のなぞ 08/27
映画音楽で不思議なのは、画像が先か、音楽が先か、ということ。
チャップリンの映画を見てからずっと不思議に思っている。
既製の音楽でもタイミングを合わせてぴたっと決めていることもある。カリブの海賊はオリジナルだけど、シンクロ度は100パーセントではない。まあまあ、といったところ。もちろん作曲家も、「ここ1分分作って」といわれたらそれくらいの作業はできるだろう。テンポを決めて行けば、何小節必要かということも、決まってくるでしょ? (速度と時間、算数の問題ね。)
タイミングを合わせてジャン!とかするには、画面を見ながら指揮をすればいい。
「チャーリーとチョコレート工場」の場合は、音楽先行かなあ・・・と思わずにはいられない。
わからないけれど。きれいにあいすぎ。
でも、音楽聴いてから画像を取るわけでもなし・・・絵コンテの時点で、時間も決めてしまうのであろうか。
そこまでは製作側の事情がわからないなあ。
でもよく考えたらダンスシーンがあるので、少なくともその音楽は先行していることになる。
映画音楽の役目は、絵とストーリーを代弁することでもあるし、お話をわかりやすくする役目もある。
音の雰囲気で、ストーリーにプラスする。だから欠かせない。
ただし、映画の絵がなくなったときに、「独立して聞ける音楽」と、「たいしたことのない音楽」とわかれることはあるだろう。
それが作曲家の腕の差。
エルフマンの音楽は、音楽だけでも大丈夫。ちゃんとクラシック編成の曲が書ける人なんだろう。(かな?)
でも何度聞いても、他の曲を思い出すのもミソ。
ハリーポッター(1かな?)の曲と同じ調だし、似たような音だしオーケストラ編成も似たようなものだし(あ、同じことか)、
低音のメロディーが上がってくると、タンタンのテーマになっちゃうし。(ちなみに、微妙に日本音階なのである)
それでもいい曲にしあがっている、と。
注:タンタンは、ベルギー生まれだがフランスでとても人気のあるマンガデス。Tintinとかきますが、読み方に気をつけて。しばらく前におおがかりなセットでミュージカル公演するはずだったのに、中止になってしまいました。
46.さあて新学期、新学年 08/27
もうすぐ9月が来る。1日からは新学期。フランスでは9月から学年始まりだから、新学年。
今日、子供もうちに帰ってきて、また、狭いうちでの3人暮らし再開。(いや、別にわかれてるんじゃなくて)
気付いたら、テレビ番組も突然来週からレギュラーに戻ってくる。夏休み中2ヶ月間はくだらない特番でちゃらんぽらん。
お気に入りのun dos tresもさりげなく1時間遅くなった。どっちにしろ、これは仕事でみられなくなるなあ・・・
注:スペイン製作の、舞台学校のドラマ。
ぼちぼち、お仕事モードにしていこう。とはいえ、音楽学校関係は、5日の週からよっこいしょ、と動き出す。
その週は体験入学みたいなもので、決めた生徒は12日からレッスン。はあ、のんきだね。
それでも私の教えてる所は早い方で、10月に入ってからしか開かないところも多い
私は夏休み中でも稼動してるけど。
留学生のお世話も少し。パリ10年以上滞在のおばさんになっちゃったなあ。
まあ、ぼちぼち気合いれて、のんびり動き出すこととしよう・・・
47.えらぶ 08/27
夕べのシカゴのせいなのか、ほうじ茶のせいなのか、目がさえて寝つきが悪かった。結局よく眠れず、朝からパソコン。
夜中には、あーあ、ミュージカルやりたいなあ〜と思いつつ、このところ気にかかっていた、自分のコンサートの準備をしたくなる。
それで・・・一気に4ページ、手書きした。鉛筆で横文字だと、かなり楽に書ける。ボールペンで日本語で書くのは大変なのに、
4ページも書いちゃった。関節リウマチになったのに、ずいぶんと復活したものだ。
注:病気だと知らなかった頃も、手が痛いので、テガミなどほとんど一切書くのを放棄していた。はっきリ病気がひどくなってからは、自分の名前を書くのも一苦労だった。
あれもこれもうたいたいのかもしれないし、練習時間が取れなくて、できないのかもしれない。
とにかくジャンルが決まらない。
私、クラシックだけっていうコンサートは、今あまりしたくないのかもしれない。ナンテコッタ。
ジョニー・デップにささげるコンサートしてみたいけれど、何を歌ったものか思い浮かばないしね。
40歳のお祝いをできるのは、40歳である今のうち。もう半分過ぎた。
やっぱり自分の好きなものばっかり作ろうかなあ・・・料理じゃなかった、プログラムに、選ぼうかなあ・・・
48.週末お休み 08/29
日曜日はお休みにしようかな。
子供が帰ってきて突然3人の生活が戻る。
最初はそりゃ、お土産話でわきあいあいだけど、すぐさま日常に戻って頭いたくなったりして。
あーあ。
夕べは「チャーリーとチョコレート工場」のCDを3人で聞いて研究になってしまった。
ヴァイオレットの為の音楽の、どこが1拍目なのか、なかなかわからないのだ。
さすがにドラマーでもある連れ合いが一番はやくみつけたが、私、どうしても、イントロの拍が感じられなくて気持ち悪かった・・・くやし。
バイオリン編成の多い、とても美しい曲もある。
どういうわけか、子供が去年死んだおばあちゃんを思い出して泣き出してしまった。
私に似て泣き虫かなあ・・・。
パイレーツもみせたけど、あまり気にいってないようだ。あれ、ウォンカさんだよ、といっても信じてないみたい。
そう、子供ももう一度「チョコレート工場」見たいといっているのだが、パリの中では、仏語上映は、2箇所になってしまった。
原語上演はまだあるのだが・・・仏語圏にはなじみのない話だからだろうか・・・
49.もうすぐ9月08/30
フランスだから、新学期ではなく、新学年。新米のセンセイはちょっと緊張しているのだろうか。
夏の間も短期滞在の日本人の方のレッスンがあったからあまり調子は崩していないけれど、
いつの間にやら身についた「バカンスはバカンス」=夏の間、仕事しない=気質が見え隠れして、
実はもっとあそんでいたいよ〜ってな気分も無きにしも非ず。
まあ、みんながそうだから、9月頭からふっ飛ばさず、ぼちぼちエンジンをかけていこう。
8月中はお天気がいいらしい。
9月1日木曜から、がたっと崩れる予想なんて、正直すぎる。
お友達の作曲家斉木由美さんが芥川賞受賞。本当におめでとう!パリで待ってるよ。
合唱部にいたあんちゃん(アン・サリー)といい、まわりに有名人が豊富な私である。
こんな私でよかったらパリに来たついでにシャンソンを一緒に歌ってみて・・・
50.最後の悪あがき08/30
これを機にジョニー・デップのコメントはおわろう・・・というのは大うそだ。
「チャーリーとチョコレート工場」のダイアログをみつけた。
予習したい人は見て、ねたを知りたくない人は見ないように。
http://www.imdb.com/title/tt0367594/quotes
これでウォンカ工場長のセリフを少し知ることができる。
サントラがあるので気分は楽。原語上映の映画館もまだある。いつまで続くんだろうか。
51.絵の枠08/30
えいがをDVDで何度も見ていると、枠のきれいさに目が行ったりする。絵のバランスということかな。
そして次に、このシーンはどういう順序でとったんだろう、とか、
カメラの角度を何回かえて、どこをつないだんだろう、とか。ついつい気になってくる。
写真もわくのとり方が、ものをいう。
デジカメは、目で見るところが枠なのか、見られる画面がワクなのか、いまだによくわからない。
でも、われながら、私がとった連れ合いの顔の写真は悪くないと思うなあ。まぐれで光の遊びもある。
デジカメはほんとう、何枚もとれるから、楽しい。
で、連れ合いが取った私の写真。なんか半端なサイズじゃない?これじゃ仕事に使えないよ〜。
こんな変な服装してたんだから全身はとるなっていったのに・・・顔のアップがぜんぜんないし・・・
モデルが悪いって奴か、ふん。10年前のようにはいかないなあ。
仕事先のサイトに、いい写真があったら出そうと思ったんだけど・・・・。
52.Chocolat 08/30
子供も私もいつもの定位置に。私はネット、子供はテレビ・・・い、いかんなあ・・・
DVDの中で、子供はどういうわけか”chocolat“(ショコラ)が一番気に入っているらしい。
パイレーツじゃだめ? ドンファンじゃだめ? ラスベガスじゃ・・・(だめか)。
ジュリエット・ビノシュが好きなのか、アヌークの女の子が気に入っているのか・・?
おかあちゃんが好きなのはジョニー・デップって、覚えてくれたかしらん。
「チャーリーとチョコレート工場」のDVDが出たら、きっとそっちを見ようね。
53.まだ一日あった08/31
なんか勘違いしてるぞ。8月は水曜までだった。
きのうは、自分で書いた「チャーリーとチョコレート工場」のシナリオ再現に、英語ダイアログを並べて遊んだ。
3つ、わからないところがあった。そういうセリフがあったな、と言うのは覚えてるんだが、同じようなことをいってたり、
特にシーンと結びついていなかったり(と思う)・・・で。
本当は英語がわからんのだけど。
でも9月10日以降にしかアップしない。
54.趣味08/31
このところ影を潜めている趣味は、部屋の模様替え。いろいろ余裕がないと・・・
たぶん、手をいためる危険もあるからと思う。ペンキ塗りは危ないから。
本を数冊移動するのも危険だなんて、これは健康な人にはない話、関節リウマチ患者ならではなんだい。
注:去年、指の腱を切った。原因は分からないが、その前にたぶん家事や簡単な工作をしていた。
その代わり何時間でもパソコンの前に座っていられる。連れ合いは、そんな熱心に僕はやれん、と笑う。いいの、笑ってて。
もちろん遠い日本と簡単にコミュニケーションがとれる、というのも理由だけど、
要は書くのが(打つのが)好きだからだ。
昔は、思ったことをテガミに書き散らして送っていたけれど、もらった方だって困っただろう。
今、この日記形式だったら(本当は日記ではないんだが)読む気になった人は読んでくれるから、それでいいのだ。
作文は、やはり趣味である。
後記
なにかと気張って書いてあることも少なからず。
あしからず・・・若気の何とかでございます・・・